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2010年10月28日 (木)

文教・厚生常任委員会に出席

10/28 AM 10:00 文教・厚生常任委員会が開催されました。

審議事項は、「市立根室病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」

この条例には診療科の名称や病床数が定められています。

循環器科 → 循環器内科 (改正)

呼吸器科 → 呼吸器内科 (改正)

消化器科 → 消化器内科 (改正)

消化器外科 (追加)

病床数

一般病床 199床 → 131床 (改正)

感染症病床 4床 (追加)

以上の内容の改正案が提案されました。

改正理由は、今後の入院患者数の動向を踏まえ、病床管理の適正化と経営改善を図るとともに、新病院建設時における診療科目の細分化をするため。

質問は、私と橋本議員の二名。

私の質問事項

・脳神経外科、心臓血管外科の標榜は必要なのか。

 → 基本構想において、18科の標榜を掲げている。標榜科の廃止については、今後検討。

・この様な手続きの進め方が問題。3次医療圏の連携等も含め地域医療に関する方針が先にあるべきである。

・この時期に131床とする理由は?

 → 改革ブランでは病床利用率が70%以下の病院について減額措置が設けられる見込みである。現在55床休床中でり、実質稼働ベットは136床のため、病床利用率70%以上となるよう、新病院と同じベット数に変更。また、11月から休床中の5F病床を利用してSPD業務を拡大するためこのタイミングとした。

・病床数削減による普通交付税・特別交付税の増減見込みは?

 → 普通交付税では、1病床当たり701千円が基礎数値として算入されている。

   68床分で47,668千円の影響(マイナス)がある。

   ただし、5ヶ年間の経過措置があるため実際に減額になるのは、H27年以降。

   特別交付税措置として、不採算地区病院に対する19床分の措置があり46,740千円の影響(プラス) 

    ※ベット数100床の病院で最大123,000千円の交付税措置がある制度。

・病床稼働率70%以上が今後の経営上の最低条件ということになるが、92床以上の利用が必要。上半期の平均は93.2床、今月は更に落ち込んでいると聞いている。大丈夫なのか?

 → 改革プランで利用率80%以上を想定しており、診療体制の充実につとめ、また、院内の病床管理委員会を開催し入院患者増、利用率向上に努めている。   

・病床利用率の最低目標ラインが70%、最低でも92床以上の利用率を目指して頑張っていただきたい。

橋本議員は、医師法上の手続きの方法、変更予定日、フロアー別の病床数、科別のベット配置数などについて質問しました。

 ・変更は11月1日から

 ・フロアー別ベット数 2F 40床 3F 44床 4F 47床

 ・科別のベット配置は行っていない。病床管理委員会開いて調整している。

以上

※明日は補正予算の審議です。午前10時から市役所3F大会議室で行われます。

※病院事業会計補正予算案に新病院の工事費29億9千万円の継続費(工事期間が4カ年間にまたがる事業)が提案されています。

※2月着工が耐震化交付金の絶対条件であり、着工のためには、今議会での承認が必要です。

※明日の審議は、この部分が中心になると思います。

コメント

減少しても70%を維持できないことは医師の退職状況からも明らかです。
だから、減床は意味がありません。
療養病床を導入すれば、簡単に70%基準をクリアできます。
拙ブログに根拠を書いておきました。

ebisuさん コメント有難うございます。

>療養病床を導入すれば、簡単に70%基準をクリアできます。

そうなのですが、昨年の7月の段階で療養病床は新病院には設けないという結論をだしています。(市議会病院建設等特別委員会)

昨年の9月以降私も療養病床のこの地域での必要性を議会で採り上げて来ましたが残念ながら、今はもう、その議論まで戻ることができない状況です。

長谷川市長は、介護福祉計画(H25年度次期計画スタート予定)の中で、特別養護老人ホーム、老健施設の協力をいただき、今後60床の増床をもって対処するという考えです。

これは、介護型療養病床の増床であり、医療型療養病床ではなく、医療型療養病床への変更が可能なベットは市立病院の一般病床しかいないことも何度も述べてきました。

しかし、市長、担当部署の方々も、市立病院のベット数削減の問題、そして、療養病床の問題に危機感を持っていないと思います。

今議会でも、一般質問でその旨を訴えましたが、残念ながら前向きな回答はありませんでした。

医療のことも介護のこともちっともお分かりになっていない。
つける薬がない。
本田さんを除いては、市議の方はだれも危機感をもっていないようですね。
病院職員は病院内のアンケートにも現れているように、医療型の療養ベッドが根室にないことに強い危機感を抱いています。医療に携わっていればあたりまえの判断です。

このギャップ、ツケは市民、お年寄りとその家族が払うことになる。

老人医療に関しては全道最低の市、小中学生の学力も最低の町、老人にも子供にも希望のない町にしてどうするのでしょう?「根室再興プラン」を掲げながらやっていることは真逆と感じるのは私だけではないでしょう。
でも、小数のようですね。

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