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« 改革プランと9月末までの経営状況等を比べて | メイン | 文教・厚生常任委員会に出席 »

2010年10月27日 (水)

第3回市議会定例会で一般質問

10/27 今日は6名が一般質問を行いました。

病院問題について、瀬谷議員、鈴木議員、私の3名が取り上げました。

昨日の代表質問もそうですが、論点はほとんど一緒です。

・改革プランの評価と改定版改革プランの実行性

  決算見込みとの大きな乖離についての指摘

・新病院の建設費の問題(約7億の増額について)

  事業費が増えた理由と今後の圧縮の見通しについて

  事業費拡大に伴う一般会計への影響(繰出金)

   ※63億の事業費の圧縮は難しい。(市長)

  財源内訳について → 65%が補助金、交付税措置等

                 実施負担は35% 約22億円 (市長)

・医師等の招へい対策の見通しについて

  私の質問にたいして

   ※招へい活動は、非常に厳しいが、H19年当時よりは様々なパイプができており、

          若干緩和。(市長) → 非常に楽観的な発言と感じました。

   ※旭川医大は派遣が困難と学長からも言われている。(市長)

   ※札幌医科大学と中心に考えている。(市長)→正式な答弁ははじめて...

・病院の経営見通し

  今後の収支見通しを心配する声が多かった。

   ※収支見通しは医師確保に左右される。(市長)

   ※医師の動向によって収益は大きく変動する。(市長)

・一般会計繰出金の見通し

  本年度以降の繰出金の見込みの確認

  ※改定版改革プランの繰出額の説明にとどまる。

   H22 965百万円       H25 983百万円

   H23 1,136百万円      H26 1,200百万円

   H24 1,194百万円      H27 1,135百万円 (市長)

 今年度の決算見込みベースで考えると +3億円近くなるのではと指摘。 

   ※場合によっては、繰出金が15億円ということもあり得る。(市長)

・市民周知の問題

   ※市民説明会も開催している。

   ※要望があれば開催をする。

今回の質疑で私は、新病院建設事業費29億9千万円が補正予算の審査対象になっている以上、審査資料として建築費を含む収支見通しを示すべきであると指摘しました。

また、収支見通しが示されないままでは、事業推進に同意できないと述べました。

 ※実施設計が確定しておらず、まだまだ流動的であり、次年度当初予算段階まで収支見通しは示すことができない。(市長)

事業費そのものの問題もあるのですが、最終的には、収支見通しが示されないままで事業実施を認めるかを判断しなければならないところです。

明日の文教・厚生常任委員会、明後日の補正予算審査(委員になりました)で、今日の市長との質疑を踏まえ、踏み込んだ議論をしたいと考えております。

補正予算の質問時間は、理事者側の答弁時間を含め50分間です。

今日の消化不良を挽回します。

今回の一般質問の内容はPDFファイルのとおりです。


 実施負担は35% 約22億円 (市長)について

Powerpoint201010272

上記資料は第3回目の活動報告会に使用した資料です。

この時点での総事業費は 62億1千万円 です。

現時点の事業が62億7千万円ですから、ほぼ、上記の資料同様の財源構成になります。

※結局は、最初に戻ったということでしょうか?

機器購入費の最新の予定額は15億2千万円になっているようですが、今日の市長答弁では、この部分が流動的とのこと。

真ん中の部分が財源内訳です。起債の50%が過疎債、残り50%が企業債になります。

過疎債の70%、企業債の22.5%が交付税算入になるので、起債の残り分が後年次の負担額と言うことになります。(病院収益か一般会計繰出金で償還)

その部分を22億と説明しています。この後年次負担を抑えるためには事業費総体の圧縮が必要です。

コメント

ご苦労様です。

先の3名連名による要望書には文書で回答をいただくべきでしょうね。
文書での要望ですから、文書回答が当たり前ではないでしょうか。

市民整備委員会へ報告したから市民への説明が済んでいるとは驚きました。
村の論理です。自分の村でしか通用しない論理です。オール根室村には何人住んでいるのでしょう。99%の市民はその村に住んでいません。
村の外には通用しない論理でした。

こういう常識外れでは北大医局と話しができなくなるのも肯けます。
そのうち旭川医大とも話しができなくなるでしょう。
札医大?外科医がやめて補充してくれますか?
4月には10名もありうる。
不正直・不誠実、困った市長です。
これでも市民との協働を仰る。

質問を三つさせてください。

①起債の償還は何年でやるのでしょう?
②均等償還ですよね?
③システム投資がなくなっていますが、実際には発生します。
償却期間は通常5年ですがいくらでしょうか?
3月時点で5億円だったと記憶します。
20年度のリプレース分と区分できればなお現実的なシミュレーションができます。
たぶん経営への影響は小さくないでしょう。
急ぎませんので・・・

ebisu さん おはようございます。何時もコメント有難うございます。

ご質問の件、記憶している範囲でお答えします。

①起債の償還は何年でやるのでしょう?

 本体工事部分は 30年償還(5年据え置き、25年償還)
 医療機器、システム 12年償還 (3年据え置き 9年償還)
           ※一部5年償還もあると思います。

②均等償還ですよね?

 元利均等償還です。


③システム投資がなくなっていますが、実際には発生します。

 システム投資は、これまでの説明ですと現状では3億円です。
 ※市長はこの部分がまだ確定していないので建設費の
  圧縮は難しいと答弁しています。

※昨日の市長答弁からするとデジタルサイネージや入退室管理(ICカードキー)等は本体工事にシフトしている様に見えます。また、ネットワークの費用がどうなっているかは、見えません。明日の予算審査で質問する予定です。

 ※H20年度のリプレイス分を新病院で活用するかは不明です。
  ただし、改革プランの改定版を読むと電子カルテシステムを含む計画になるようです。

 ※3億を5年の賃貸借換算(60回償還リース料率1.8%)で計算すると、年間6千5百万円程度になりますね。

 起債ですが
  企業債が50%で 22.5%が交付税参入
  過疎債が50%で 70.0%が交付税算入

 年次別の元利償還額を計算した後に上記の額を除いた金額が
 市民の後年次負担額になります。

 が、交付税には色がつきませんので、実際の繰入段階では借入額の元利償還額合計分が表にでます。(財源の内訳として約46.25%分が国からの補てん分という説明になります。)

 不明な点がありましたらご連絡下さい。

 なお、概算の財源分析は第3回目の活動報告会で行っていますので、参考にして下さい。

 http://nimuoro.lekumo.biz/pdf-file/powerpoint20100418.pdf

さっそくの回答ありがとうございました。
現時点でどうなっているかは概要がつかめました。
システム投資はソフトとハードは別予算のはずですが、一部本体電気工事の中に含まれてしまっている可能性アリということですね。
いずれにしろ、全体像がはっきりしていないようです。

システム投資部分が平成20年度の貸借対照表に載っていないので、ひょっとしたらリースかと考えていましたが、やはりそうですか。
買取だと一般会計繰出金が膨らむので避けたということのようですね。
市財政はリプレイス分を買い取る体力すらないようにみえます。

H20年のリプレイス分が新病院に引き継がれないとすると、残リース期間の補償費が発生します。残期間は1年分くらいになるから、大したことはありませんね。

念のために平成20年度の決算書を見ましたが、システムに関するリース契約がリストにありません。医用機器に関する3項目(どれも1億円以下)のみです。
リストになければならない、やはり不可解です。わかりにくいですね。
手間ですから、お調べいただかなくて結構ですよ。

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