一晩経っても気持治まらず...
昨日の病院建設等に関する特別委員会のことですが、
委員会が終わり自宅事務所で経過の整理・私の考え等をまとめブログにアップしましたが、その後もいろいろ考えてしまい、眠れず、朝も早くに目が覚め、委員会のやり取りを思い出しては、反省・後悔をしています。
市長、病院事務局の提案の在り方、それを受けて対応した委員会の進め方にも問題を感じていますが、一番は自分の不甲斐なさです。
「語るべき点の整理不足」、「感情のコントロール不足」等々ある意味「提案者の術中にハマってしまった感」への苛立ちなのかもしれません。
【整理すべきだった点】
・150床を変更することになった場合は、改めて、踏み込んだ議論をする。(特別理事会確認事項)
→その再確認すら出来なかった。
・病床数削減=急性期医療に限定した病院であれば稼働率を限りなく100%に近づける病床数とすることを強く述べるべきであった。
→ 入院患者 110.9の入院患者数の想定であれば115床から120床まで落とし不採算地区病院への特別交付税措置額を増やす。
※この点については意見は述べましたが...
※特別交付税措置額の算入が試算上組み込まれているかどうかの確認できず。
→ 具体的な答弁はなかったと思います。
・地域課題である療養病床の問題に踏み込めなかった。
→ 市立病院の病床数返上=医療療養病床の可能性の減
現行199床 → 135床 当初の49+15=64床の返上
療養病床の問題の整理も不十分
※上記内容についても委員会で述べました。
→ 事務長答弁:市長の方針としては新病院で療養病床カバーする考えはない。
※この結論を急いだことによる影響
・看護の大量退職の問題への対応
→ 26年から28年の間に18名もの看護師、准看護師が退職 = 病棟維持困難
10対1看護基準、3病棟の夜間看護体制の維持が困難
どの様な対策でこの看護師不足を補うのか?
課題を明確にしておく必要があった。
・一般会計繰出金について
→ 市の貯金である財政調整基金等からの繰入。
現行計画では、7億円程残るという試算であるが、
・医師招へいがうまくいかなかった場合
・入院、外来患者数が目標達成ができなかった場合。
(橋本議員が質問)
・H24年度12月新病院開業時までの患者見通し
(一般的に入院患者を抑えるがその影響 → 佐藤議員が質問)
→影響の内容に対応する。 (※深川市立病院が現地改修をしているの別途確認)
※H22-H24年度がH21年度の様な患者動向であれば12億近い繰出しは必要
※この3年間で財政調整金等の7億円近い残予定額を使い切る可能性
・市民への説明不足について (意見を述べるべきでした)
・医師の意向に伴う観察室の4床増の10床
現在、3F病棟にあるような術後回復室や重篤患者のための病床とするならば、夜間の看護体制等は大丈夫なのか?
等々を考えフラストレーションも溜まり、イライラが溜まってしまいました(^^;
「誰のための病院建設か」、「このやり方で市民には伝わるのか」、「議会はこれでいいのか」、「Noと言える勇気とは」、「流れを止める様な意見はどうなのか」、「このまま前に進むしかないのか」、「自分に何ができるのか」、「こんなやり方では、あか~ん!」等々自問自答を繰り返しています(-.-
あんまり根詰めすぎないでください。
大事な体ですから
病院問題などは病気になったりして関わることがないと関心が持ちにくいですが
なにかあったらと思えば無関心でいてはいけないと思います。
それに病気にならなくても市税だ国保保険料だと
最後は向こうから関わってきますから
投稿: matsui | 2010年4月27日 (火) 14:04
matsui さん コメント有難うございます。
お気遣いいただき申し訳ありません。
根を詰めすぎないよう、自分を見失わないよう注意したいと思います。
今日は、午前中、病院事務局へ出向き経営推進課長、管理課長と懇談をしてきました。
昨日の進め方等についても意見交換をしました。
担当されてる管理職の方々もそれぞれの立場で頑張っていますし、自分も長く担当した仕事なので様々事情があることわかっています。
ですが職員時代とは全く立場が違いますので、私は、これまでの経験を活かしながらも議員として市民の立場、目線で市役所の方々と向き合っていかなければならないと思っています。
そんな思いで毎日やっていますが、matsui さんが言われるとおり、長丁場を乗り切るペース配分も大事なことですので、注意しながらやっていきたいと思います。
有難うございます!
投稿: 本田 | 2010年4月27日 (火) 16:37
二晩寝て、今朝は昂ぶっていた気もそろそろ落ち着いた頃でしょう。
今回は負けましたね。
3月初旬の市民整備委員会のときにも市長と病院事務局は同じ手を使っていましたね。
こちらの用意が周到ではなかった。
でもめげる必要はない。
自分のために、家族のために、友人たちのために、ふるさとのために、いうべきことを言い、やるべきことを、やりましょう。
先日の特別委の出来事は、地域主権なんていっても、担うにたる人間が地方に存在しなければ、とんでもないことになる見本のような事例でした。
投稿: ebisu | 2010年4月28日 (水) 09:14
ebisu さん コメント有難うございます。
自分の不甲斐なさを反省しながらも「冷静に」と思ってます。
>今回は負けましたね。
勝ち負けではないはずですか、そんな感じがします。
非常に後味が悪い感じです...
>自分のために、家族のために、友人たちのために、ふるさとのために、いうべきことを言い、やるべきことを、やりましょう。
そうですね大好きな根室のために前を向いて取り組んでいきたいと思います。
投稿: 本田 | 2010年4月28日 (水) 15:28