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2009年12月17日 (木)

文教・厚生常任委員会に出席。

12/17 今日が議会3日目、各常任委員会が開かれました。

私は、文教・厚生常任委員ですので、午前10時から単行議案1件、条例1件を審議しました。

条例改正は、市立根室病院条例の改正で、名誉院長職を新たに設けるものです。

新病院建設に向け運営体制の強化を図ることが目的であるとの説明がありました。本日の道新の記事によると荒川院長が名誉院長になるようですが、委員会では、具体的な説明はありませんでした。

組織変更についての条例改正ですので、人事がいつ行われるのかは現時点では不明です。

積み残し課題となっている収支見通しの問題など不透明な点が多々ありますので、来週からはじまる、病院建設に関する特別委員会の中で確認していきたいと思っています。

コメント

【名誉院長の件、異論あり】

私には荒川院長を名誉院長にする必要性がわかりません。
病院の経営改善に関してはなにも実績がありません。
院長の座に座り続けてはいたが、10億円を超える赤字を5年間出しつつけてなす術がなかった。
院長お一人の責任ではなく、病院事務長や市長も同罪ですが、彼は名誉院長として適任なのでしょうか?

市役所内部でこういう条例改正を言い出す人のセンスが理解できません。
だれが提案し、どのように決定して条例化したのか市民にはまるで見えません。
文教・厚生常任委員会でも説明なしですか。
傍若無人な市政運営に見えます。
決定過程が明らかになることを期待しています。

市議会での療養病床質問の件、具体的な質問は本田議員だけですね。
北海道新聞記事には必ず目を通しています。
市議としてのあなたの活動に注目していますよ。

ebisuさん コメントありがとうございます。
荒川院長の件ですが、いろいろな事情があるなかでの市の判断だと思います。
市が市民に分かりやすく説明をすべきですし、議会も市民に伝える役割があると思います。
しかし、条例案が16日に追加提案され、翌日の審議でしたし、道新では荒川院長の名前がでていましたが人事については、この条例改正後に市が決めることなので、審議事項を超えた議論ができませんでした。

荒川院長のことを少しご紹介します。
私の公務員であった時代の守秘義務に反しない範囲でお話しますので、どうかご理解いただきたいと思いますし、荒川先生に対しては、市民みなさんが感謝と労いの言葉をかけていただきたいと思います。

荒川先生は、旭川医大の泌尿器科が引き揚げになった平成18年4月に人工透析患者さんを診ていただくために赴任していただいた先生です。
当時、透析室は泌尿器科の先生が診ていましたので、泌尿器科の患者さんも多数おりましたことから、先生のご厚意で泌尿器科も診ていただくことになったものです。
ご存知のとおり、平成19年3月末にそれまでお世話になった旭川医大のほとんどの先生方が退任され、眼科、小児科、荒川先生の3名しか残らないと言う非常事態になった時点で、院長職を引き受けてくれたものです。
おそらく荒川先生も退職されてほかの病院に移りたかったと思います。
病院長としての挨拶文を読んでいただければ、当時の先生のお気持ちはわかっていただけるものと思います。

http://nimuoro.lekumo.biz/pdf-file/arakawa.pdf

19年4月は、北海道からの派遣や市独時の医師招へいもあり、常勤医師6名でスタートすることができたわけですが、外科、整形外科、消化器内科もいない中で、本当に日替わりでいろいろな方々に助けていただきました。
旭川医科大学外科の先生方が4月以降も残って下さり、札幌医科大学、黒部市民病院、国立病院機構、昭和医大、そして、市内医師団の先生等々沢山の方が応援に来て下さいましたが、その先生方との調整等少ない医師体制のなかでもこの街の医療を守ろうと動いてくれたのが荒川先生です。

小児科や産婦人科の応援で女医さんも沢山応援に来ていただきましたが、荒川院長が手作りのポトフを届けてくれたり等々様々な気配りもしてくださいました。

今年度、診療体制もやっと16名体制に戻りましたが、この3ヶ年9月、透析患者さんや泌尿器科をお一人で診ながら、院長職もやってきたわけです。

この間の状況からすると、経営よりも診療体制維持を優先にせざるを得ず、市民の命を守るために取り組んでこられたわけですから、病院経営に関して、院長のことを責めるべきではないと思っています。

また、市立根室病院だけではなく、多くの公立病医院が新医師臨床研修制度の影響で医師不足となり、経営が悪化し、その補てん策として20年度に病院特例債の発行が認められ、臨床研修制度の影響による不良債務の解消が認められた訳です。

ですから、21年3月から取り組んでいる改革プランの推進からがいよいよ本格的な経営改革になります。

今回、市が示した考えは、これからの病院改革と新病院建設を推進する上で、経営体制を強化することを目的に名誉院長職を設けるということですから、私、個人ととしては約4年間この一番厳しい時期に、病院経営にご尽力いただいた荒川院長を支えていただけるような新たな体制が組まれること自体には反対しません。

透析患者さんや泌尿器科を利用されている患者さんのことを考えると荒川先生がいなければ大変な事態になりますので、少しでも、先生の負担が軽減されるようなことを市長には考えてほしいと思っています。

長々と書いてしまいましたが、私の考えが甘いと思われるかもしれませんが、私は、荒川先生と一緒にあの3名体制になろうとした一番厳しい年、一緒に仕事をさせていただきましたので、先生への感謝の気持ちを忘れることはありませんし、そのことを誰も伝えないのであれば、私が皆さんに伝えて行きます。

先日、先輩議員から、「人に惚れてはだめだ。議員として自覚を持って行動しなければならない」と言われました。

私は、公務員時代から「私も一市民、市民の目線で考え、市民のために行動する」ようにしてきました。その気持ちは議員になっても変わりません。

なんだか、今日はすごいコメントになってしまいましたが、ご勘弁をm(_ _)m

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