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2009年10月31日 (土)

平成20年度根室市各事業会計決算審査特別委員会 その1

10月28日、29日の二日間、平成20年度の公営企業会計の決算審査特別委員会がありました。

私も委員として出席しました。(参加議員は10名です。残りの10名は11月中旬から一般会計、特別会計の決算審査を担当します。)

今日は、10月28日初日の質問内容等を中心に報告します。(私の部分だけ質問の骨子も記載しています。※会議録は少し後になりますが、全てネットで公開されますのでそちらを参照してください。)

【港湾整備事業会計】

鈴木議員


 収入減となった輸入水産物の今後の見通し
 土地の貸付・使用料の見通しについて
 老朽化している上屋の整備について

久保田議員

 今後の港湾整備の進め方
 
本田議員


 港湾会計の体力強化策について

・4000万円以上の黒字決算となっているが、建設仮勘定に18億以上の償還未済額があり、これらが本勘定に移り資産の償却が始まれば収支状況が悪化する。
・収入の中心である漁獲物陸揚手数料は漁獲物の取引価格に大きく影響を受け不安定である。輸入品も現在はウニが中心であるが資源枯渇の問題もある。
・漁獲物陸揚手数料中心の収益構造の見直しの検討も必要。
・未売却の用地の問題や未収金対策についても、厳しい経済状況により改善は難しいものとは思うが、改善が必要。
・老朽化している上屋施設の整備も計画的に行う必要がある。
・港湾会計は、一般会計の所管である港湾整備計画に大きく影響を受けることから、計画推進時に港湾会計の収支への影響を事前に把握するよう一般会計との調整をしっかりすべき。

千葉議員

 未収金問題について

【水道事業会計】

鈴木議員


 5千1百万円となった純損失の原因について
 減免制度のあり方と市民周知について

本田議員
 

 純損失の要因と会計の健全化について

・根室市の給水原価257.98円は道内平均よりも50円近く高いこと。
・給水原価(水をつくり供給するために必要な費用)と供給単価226.75円(水道料金を使用した水の量で割った単価)に31.23円の差があり、単純計算で1億近く収支不足が生じていること。
・今年度の収支不足もこのためであり、今後も収支不足が続けば22年度には累積欠損金が発生するなど厳しい経営環境にある。
・昭和56年以来料金改定はされていないが、水道料金は全道でも上位にランクされていることから、料金改定については賛成し難い。
・支出面の徹底的な削減対策に努めて頂きたい。

【下水道事業会計】

鈴木議員

 水洗化普及率の向上と有収率を高めるための対策について
 水道料金同様に減免制度のあり方

本田議員

 下水道事業会計の今後の経営見通しについて

・下水道整備事業は国策で行われてきたように思う。そのため一般会計の負担も大きく、また、施設整備費用も莫大でありその償還額も大きい。一般会計繰出金と地方債償還のピークは?
 (一般会計の繰入のピークは平成22年度でその額は10億円を超え、また、地方債の償還のピークはH21年度で9億円を超える。)
・営業収支ではH20年度も4億円を超える純利益を上げているが、地方債の償還などを含めた会計全体の経営状態をみると、現状では不良債務も抱えており決して安定した状態とは言えない。
・一般会計繰出金については22年度に10億円を超える計画であり、新病院建設の問題もあり、病院会計への繰出額も考えると市全体の体力も心配である。
・今後の建設改良は年間1億6千万円程度と聞いているが、建設改良をできるだけ抑え、また、経費の節減に取組み、企業会計として経営健全化に努めていただきたい。

※病院会計については次(その2)にまとめます。
  

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