平成27年6月定例月議会一般質問 空き家対策
3.移住政策と空き家対策について
【質問要旨1】
現時点で空き家の実態把握はどの様な状況にあるのか? また、空き家対策の課題をどの様にとらえているのか伺います。
【市長答弁1】
空き家対策の課題について
・人口減少や高齢化の進展に伴い、全国的に空き家等の問題が顕在化。
・根室市においても空き家等の件数が増加傾向にあり相談等も増えている状況にある。
・空き家の状況は、総務省実施の「住宅・土地統計調査」によると、総住宅数11,510戸に対し空き家数は、1,350戸(11.7%)である。
・毎年消防本部で実施している市街地を中心とした調査では、平成26年の空き家数は703件と把握している。
・空き家等の適切な管理は、第一義的には、所有者等の責任において行われるべきものである。
・市として空き家対策を進めていく上では、推進体制の整備、空き家等を発生させない取り組みや利活用の推進のほか老朽危険家屋等への対応が課題である。
【質問要旨2】
空き家対策を進めていく上で、行政がその実態把握をする作業が必要であり、空き家等に関するデータベースの整備、そんれを活かした情報適用のできる体制整備をすべきと考えます。 また、空き家の利活用、リユースについても、行政が主体となり取り組むことが重要と考えますが、市長のお考えを伺います。
【市長答弁2】
空き家対策に関する体制整備と空き家の利活用について
・全国的に空き家等の問題が顕在化するなかで、先月26日には、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が全面施行となった。
・この特別措置法では、市の役割として、空き家等対策の実施体制の整備や対策計画の作成により、行政としての基本姿勢についても検討することとされている。
・空き家対策推進にあたっては、空き家の所在や状況の実態把握並びに所有者等を特定し、空き家除法として集約・管理するとともに、庁内関係部局での情報共有を図りながら、具体的な施策等の検討を進める必要があると考えている。
・特別措置法の趣旨を踏まえ、増加抑制策、支援策、更には利活用策の検討など総合的かつ計画的な実施に向け取り組みを進め、第9期総合計画に掲げる「安全・安心な住環境の整備」を図って行く。
以上
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