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2015年2月

2015年2月19日 (木)

第9期根室市総合計画に関する基本構想及び基本計画の審議終了。

 

平成25年12月定例月議会で設置された「根室市総合計画審査等特別委員会」において議論を重ねてきた「第9期根室市総合計画基本構想及び基本計画」の審査が本日の委員会をもって終了。

今日は、市長挨拶の後、総括質疑を行い、その後、各会派よりこれまでの審議経過を踏まえた態度表明があり、休憩の後、採決が行われ全会一致で原案のとおり可決されました。

第9期総合計画の審議に当たっては、議会改革、議会基本条例の理念に基づき、計画策定段階から議会議論を重ね、議会としての意見をまとめ、議案審査前(策定段階)に、市長にたいして報告書(中間)を提出、1月20日上程された基本構想及び基本計画についても、一年間にも及んだ検討の結果を踏まえ、詳細に渡り議論を重ねました。

これまでの議会審議に対して、長谷川市長より、次のとおり、挨拶がありましたので、そのことも踏まえ、会派としても、下記のとおり態度表明を行い、提案のあった第9期総合計画基本構想及び基本計画を承認しました。


【市長のあいさつ】

※根室市総合計画に係る「基本構想」及び「基本計画」の審議に対するお礼。

1月20日の議案を上程して以来、毎週、建設的な論議があった旨報告を受けている。

分野別に整理すると十六項目に及ぶ、意見、提案である。

・保健、医療、福祉の分野では、地域一丸となって、医療を守り育てる市民意識の醸成など、条例の制定も含めご意見がありました。

・都市基盤の分野では、地域防災に関して、先の高潮災害に備えた対応に関するご意見、また、景観条例の制定を検討し、市民挙げて街並みの魅力向上を図るべきとの提案。

・産業経済の分野では、林業の振興や企業誘致、外国人観光客の誘致促進、商店街の振興策に関する意見など、まさに、この10年間、チャレンジしていかなければならない重要なテーマであること。

・自然環境の分野では、環境保全とエネルギー政策の両立に関し、改めて、その重要性について論議されたこと。

・教育の分野では、若者が集う交流の場、スポーツ施設の整備、子どもたちの成長に重要な食育の推進、スクール・ソーシャル・ワーカーの導入など、これについては、教育委員会と連携を図り、取り組んで参りたい。

このほか北方領土問題やコミュニティの活性化などに対する意見も含め、この間にいただいた数々の意見、提言については、総合計画を推進していく中で、検討を重ね、実施計画や個別計画の見直し、さらには事業展開の都度、それぞれの段階で、可能な限り反映できるよう努たい。

現在、市では、総合計画の取りまとめを終え、「地方創生・総合戦略」の策定に着手している。

この戦略策定に当たっても、いただいた意見等を踏まえ、取り進めていきたい。


【会派としての態度表明】

※全文掲載します。

 第9期根室市総合計画に係る基本構想及び基本計画について、会派「創新」として態度表明をいたします。

 根室市議会は、議会基本条例を制定し、現在、議会改革に取り組んでいるところであります。

 議会基本条例の制定理念は、二元代表制の実効性を高め、「市民の負託に応える責務」と「市民に開かれた議会」を目指し、議会及び議員の活動原則等を精査、体系化し、市民に対する説明責任・情報公開、議会の審査機能の追加・拡大、議員間討議の活性化等に取り組むことであります。

 この理念に基づき、第9期根室市総合計画については、策定段階から議会としても議員間討議を重ね、総合計画策定に関する意見をまとめ報告書を長谷川市長へ提出させていただいたところであり、1月20日上程されました第9期根室市総合計画に係る基本構想及び基本計画には、この議会の意見をはじめ、整備市民委員会や市民懇談会等々を通じて寄せられた多くの市民の声を取り入れまとめられたものと認識をしております。

 上程された総合計画の審査に当たりましても、会派創新としましては、議会改革、議会基本条例の理念に基づき、市民に伝える説明責任と二元代表制の一翼を担う議会の審査機能を果たすべく細部にわたりまして慎重に議論をさせていただきました。

 総合計画は根室市のこの先10年間のまちづくりの道しるべ、羅針盤であり、根室市が抱える様々な問題・課題を精査、分析し、共通の認識のもと、その解決策、方針を定め、新たな目標を持って、理想の実現に向けて取り組むべき根室市の最上位計画です。

 その主役は市民であり、今後10年間は、人口減少問題、特に少子化、超高齢化と正面から向き合い、類まれな自然、貴重な歴史、豊富な水産資源等々地域がもつ「力」を最大限に活かし、地域が一つになり、まちづくりに邁進しなければならないものと考えます。

 総合計画の推進・実現のためには、確かな財源的裏づけが必要であり、行財政改革プラン、行革実施計画、財政収支試算を経営マネジメントサイクルに基づき実効性かつ透明性をもって推進され、健全かつ安定した財政運営に努めていただきたい。

 特に、多額の一般会計繰出金が必要とされる病院事業の経営改善については、総合計画に掲げた「今後10年間のまちづくり主要課題」に取り組んで行くためにも、その前提として解決すべき最優先課題であり、市民の参画と協働のもと、リーダーシップをもって、多角的な視点からその改善に取り組んでいただきたい。

 政策大綱並びに政策目標につきましては、細部にわたり質疑をさせていただきましたので、是非、実施計画の策定・推進に当りましては、これまでの議論を勘案いただき、緊急度、優先度、重要度等々行政評価、政策評価に基づく、明確、明瞭な判断をもって取り組んでいただいきた。

 また、近年の異常気象、昨年12月の高潮被害など想定を超える災害への対応、国際情勢に大きく左右される産業経済の問題や北方領土問題等々スピード感をもったかじ取りが求められる諸課題に対しては、実施計画、各種施策・事業の展開においてスクラップアンドビルを徹底され必要に応じた最善策を組み入れるローリング作業を徹底していだだきたい。

 10年後の想定人口は2万4千人。人口減少と正面から向き合う第9期総合計画であります。

 危機感をもちつつも、次世代を担う子供たちが夢と希望をもてるように、また、お年寄りが生きがいを持って暮らしつづけることのできるようい、市民一人ひとりがつながりまちづくりに参加できるように、市民が主役のまちづくりを、長谷川市長を先頭に、最善をつくし取り組んでいただくことをお願いし、会派「創新」は、第9期総合計画基本構想及び基本計画について、原案のとおり賛成することといたします。

以上

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