新病院の患者動向など
一か月遅れですが、毎月、市立病院の患者動向、医業収益に関する状況を教えていただいております。
そのデータを基に患者動向や医業収入の動向を予算や改革プランと対比しながら毎月確認作業を行っています。
新聞報道などにもありますように、新病院になり2月の一日当たり入院患者数は111.5名とここ4年間の中で最高となりました。
新築効果があったものと考えます。
外来は、脳神経外科の外来が再開された効果もあったのですが、1日平均518.5名と大きな伸びではありませんでした。
気になるのは、診療単価です。特に、入院患者の一人当たり単価が中々回復しません。一般質問でも述べましたが、平成21年度は42,000円台でしたが、平成24年度は11月に示された決算見込みベースで35,400円。ここ数カ月は更に下回っています。結果として、患者数が大きく伸びましたが、入院収益は伴う様な伸びとはなりませんでした。
下記は4年間の入院患者数・入院収益の推移
新築効果もあり、患者動向的には回復基調にある様にみえますので、これを維持する対策が必要ですし、加えて、単価減等の詳しい分析に基づく新たな目標設定が必要なタイミングと考えます。
新年度は、常勤医師15名体制、非常勤嘱託医師2名、プラス短期出張5診療科、予算・改革プランの目標体制となりますので、患者動向や収益の状況を注視してきたいと思います。
※平成25年度当初予算の目標値は入院患者1日平均100.8名、一人当たり単価36,468円
コメント