文教厚生常任委員会でした。
12/13 議会3日目、今日は文教・厚生常任委員会でした。
審議事項は、市立根室病院使用料手数料及びその他の諸料金徴収条例の一部を改正する条例案。
内容は、新病院の特別室及び1等室料及び病衣貸与料の改正です。
特別室は、現在1室ですが、3室に増えます。
療養環境、テレビ、冷蔵庫等備品等の充実を理由に9,000円から10,000円に改定。
1等室は、これまで2人部屋を患者さんの希望により一人で占有する場合の室料として1日2,000円でしが、新病院では、トイレ・シャワー付きの一人部屋(A)16室、トイレ付の一人部屋(B)16が整備されましたので、A室を、3,000円、B室を2,000円に改定。
※診療上医師の判断、病院側のベットコントロールの結果、本人の希望に関係なく1人部屋になった場合はこの室料は発生しません。あくまでも、個人の希望で一人部屋を希望した場合の差額ベット料です。
病衣貸与料については、病衣を一新することによる単価アップとのこと、1日当たり43円から51円に改定。
次の点について、質問、意見を述べました。
・特別室及び1等室の単価設定の根拠について
特別室の単価については、道内の公立病院の状況を調査の上判断したとのこと。
※新しい情報(2004年厚生労働省のまとめ)ではありませんが、90%以上が10,500円以下という情報がありましたので、この単価設定に賛成しました。
1等室(A)3,000円,(B)2,000円の単価についても、療養環境はこれまでより充実しますし、ジャワ―、トイレ付の部屋となることから、単価アップも止む無しと判断しました。
・新たな室料設定による収入見込額について
年間13,000千円(これまでは2,500千円から3,000千円の収益)。
・その他
差額ベッド料は、病室のベッド数が4床以下で一定の基準を満たせば料金の設定ができることから、その検討の有無を確認。
基準を満たす施設であるが、医師、看護師のベッドコントロール下による利用に止め、差額ベッド室料については設定しなかったとのこと。
・意見として
新病院は1人部屋以外は全て4人部屋(25室100床)で、個人の希望で別のお部屋をというケースはほとんどないものとは思いますが、料金改定は簡単に何度もできないと思いますし、経営悪化が続く病院ですから、細かく精査し、少しでも収益増に努める姿勢が必要と述べました。
委員会終了後、明日の予算審査特別委員会に向けて議案のチェック作業を議員控室で行いました。
今回は、委員にはなっておりませんが、一通り議案確認の後、同室の議員と意見交換。
病院事業会計の1億3千万円の経費、給与費の増額補正案の精査が必要です。
明日は、10時から大会議室を会場に、予算審査特別委員会が開催されます。 傍聴します。
午後13:30より議会改革調査等特別委員会開催(傍聴)
・議会基本条例の制定について
議会基本条例の制定に伴う今後の動きに(明日追加議案として上程になります)
議会基本条例の条文の修正(議員の活動原則の一部を修正)
議会基本条例の施行日(平成25年3月1日施行予定)
議会基本条例の議案提出について(特別委員全員の連名で提案)
・市民意見募集(パブリックコメント)の結果について
内容について協議、ご本人へお知らせするとともに、ホームページで公表
・今後の日程について
政務活動費の金額について検討を行う予定
等々について確認されました。
以上
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