議会基本条例（素案）についての意見交換会終了
本日18：30 根室市総合文化会館第2講座室において根室市議会基本条例（素案）に関わる「市民との意見交換会」が開催されました。
議員（18名）と議会事務局（5名）が出席。
市民の出席は、生憎の雨ということもあって、14名（私のカウント）の出席でした。
議長の挨拶の後、議会改革調査等特別委員会の佐藤委員長が定数削減の経過について説明、続いて、田塚副委員長より議会基本条例（素案）の概略を説明。
その後、参加いただいた皆さんと意見交換を行いました。
本日の説明資料として「議会基本条例（素案）」、「議会基本条例（素案）解説付き」、「議会改革の取組に関するイメージ図」が配布されました。
これらの資料は、市議会HPからワード版でダウンロードができるようですが、「議会基本条例（素案）解説付き」をPDFファイルにしましたので参考にして下さい。
また、私の活動報告会用に準備した「基本条例（素案）概要版」もPDFファイルとしてアップしましたのでご覧ください。
以下は、本日の参加者からの質問・意見・要望事項等です。（私のメモです)
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議員定数、議会基本条例に対する質問・意見・要望
・議員定数を１８名より削減する考えはないのか？
・当面、この人数でやってゆくのか？
・病院の問題等もあり、市の財政事情は厳しい。議員定数を減らすことが、結構な経費削減になる。
・根室市の現状、人口減が進んでいるが、経費ばかりかかっているように感じる。平成25年度も6億円もの財源不足の中で予算編成が進むようだが、そういった中で人数が必要というが、市民との間に大きなギャップがあるのではないか？
・議員の人数の必要性やどんな議会にしたいのか、もっと解りやすい言葉で説明をしてほしい。
・市民の議員定数削減の声は、「議員活動が見えないから、議員が多い、議員はいらない」というところからでてきたのでは？
・はたして人数減で議会、委員会が運営できるのか？
・いまの議員報酬で若者が選挙にでてこれるのか？
・議会の広報活動が見えない。
・議員が普段なにしているのか見えない。
・傍聴の機会を増やそうという取り組みはしないのか？
・夜間議会についてはどう考えているのか？
・どのような議会審議をしたのか、しているのか、よく解らない。
・議会議論を生で見る機会がたりないのでは？何か新しい工夫を考えてほしい。
・議会議員の人数を決める基本・ルールはなにか、基準があるのか？
・基本条例を議会の最高規範として実施するということであるが、誰がチェックをするのか？
・議員の資質について、条文を加え、具体的に示してほしい。
・行政視察等に関する報告書の提出とその公開に努めてほしい。
・第三者によるチェック機関は必要。設定を要望したい。
・議会の情報公開が足りない。もっと情報開示に努めてほしい。
・一方で市民の関心が薄く、また、中々入りづらいのかもしれない。わかりやすい言葉を使うなど、市民が入りやすい取り組みをしてほしい。
・議員定数を減らせばいいというものではないと思う。
・チェック機能としては、人数が多いほうが目配りもきく。
・根室市議会は、北方領土問題という特殊事情を抱える議会。
・18人という人数について根拠を説明すべき。
・報酬、定数に、市民の関心がいくことはやむを得ない。
・市民は議会がなにをしているかわからない。見えない理由の一つは議会に執行権がないことである。
・そういうところを含め、議会の役割をもっともっと知らしめるべきではないか。
・議会の役割が、今後、ますます増えるということだが、その中で事務局の役割、組織の具体的なイメージについて伺いたい。
・議員報酬については若い人たちが出れるような、環境づくりを考えるべきではないか？
その他の意見要望
・市民税等の滞納している市民が沢山いる。上手に徴収する方法を考えていただきたい。
・温水プールの問題に対する議会審議にずいぶん時間を費やしている。議会の質問、行政側の答えも調査、整理がたりない。
・市立病院 医療従事者の確保ができるのか？心配である。議会も行政と一体となって取り組んでほしい。
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今後の予定ですが、議会基本条例（素案）に対するパブリック・コメントを12月12日まで受け付け、その結果を整理した後、特別委員会において最終条例案をまとめ、12月議会の最終日に本会議に上程される予定です。
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