【歳入全般】 |
●市税全般 |
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・納税貯蓄組合の収納率が一般納付よりも低い問題について ・納付方法の拡大の観点からクレジット払い、コンビニ払いの導入について →庁内検討を進めている(スピードが遅い旨指摘) |
●教育使用料 |
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・文化会館使用料 利用見込み件数2,860件数 (前年度 3,170件 310件9.8%減) 利用率が落ちている理由 使用料金が高く他の施設に切り替えている利用者もいることから、利用料金そのものの見直しも検討すべきでは?(本来の文化振興、生涯学習の拠点としての役割を重視して) |
●繰入金について |
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・公共施設等維持補修基金繰入金について 年度当初の予算でこの基金を財源として充当するのは問題。 本来は緊急措置を目的に積み立てている基金と考えるが 平成24年度末基金残は 73,068千円となる見込み。 当初の2億円に積み戻す努力も必要か?(→検討する) この基金の取り崩しをみても、平成24年度予算編成は非常に
厳しいものであったと考える。
・新病院建設関係の取り崩しは? →市立病院建設建設基金 60,056千円 ふるさと応援基金 59,723千円 等
・平成24年度末のいわゆる貯金の残高? 財政調整基金 578,163千円 減債基金 877,945千円 備考資金組合超過納付金 286,446千円 計 1,742,554千円
※平成23年度の最終決算にもよるが、厳しい状況になりつうあるのでは? ※病院事業会計への繰出如何によるが、将来展望に立った財政運営が必要。 |
●市債について |
・過疎債 1,401,900千円の発行について |
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この金額をどう受け止めるべきか? 毎年度の過疎債発行額の適正額? 第5次行財政改革、総合計画では過疎債の発行額を幾らと見込んでいたのか? → 70%が交付税参入になる良質な起債 今年度も実質的は負担は 4億2千万円 償還期間が短いため、起債償還のピークは後半改善する見込み
歳入に見合う歳出が原則
過疎債に対する方針次第では、歳入増にでもなる。(借金依存型の体質?)
→ 起債発行の基本ベースは8億円 交付税参入率70% 良質の起債ではあるが? あくまでも基準財政需要額であり、慎重に考えるべきである。
明確な方針が必要である。 |
・24年度末市債残高見込額 20,948,131千円
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↑今回の2,099,296千円の市債発行及び昨年の公的資金借換債の繰延により、 この結果
昨年の公的資金借換債元金償還3年繰延前に比べると 1,050百万円もの増額
今後10か年ほどの市債残高の推移、毎年度の地方債償還額の推移を見ても、明らかに借金の先送りである。
各年度の公債費償還額も1億から2億円増となっている。 |
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これらの措置にともなう収支見通しではH26かH27年度は、6億から7億の財源不足が生じる見込みとの市長は答弁しています。
この補てん策として、財政調整基金の取り崩しが必要になるがH25、H26年はどの程度取り崩しになるのか?
平成27年度以降の財政見通しは限りなく不透明であり、次期総合計画の財源確保はできるのか?
・今後、どの様な財政規律のもとに財政運営を行うのか? ・病院の経営状況如何によってはさらに厳しい状況になるのでは?
※石垣副市長からは
・時々の行政需要を見きわめ、将来展望に立った判断によるものである。 ・選択と集中のもと新年度は教育、福祉部門に重点を置き市債の発行も必要と判断した。 (一般質問では市長から同様の答弁がありました。) |
※私は、平成24年度の予算ついて、財政負担を将来に先送りした、「歳入に見合った歳出」の財政運営という観点からは疑問に残る予算編成であり、将来に渡り財政的にも大丈夫だと言う市長の舵取りを心配し、様々な角度から意見を述べました。
しかしながら、私の考え方は悲観的な発想であり、今は、やらなければならない時であり、あくまでも、将来見通しに立った判断であるという副市長のお話がありましたので、それ以上の質疑はしませんでした。(時間も残っていませでしたが...)
今後の、財政運営については、ネックである病院の繰出金の問題や市債の発行等の状況を引き続き注視し、その状況については、活動報告会等で述べていきたいと考えています。
一般質問の質疑でもそうですが、私の質問に対するストレートな(想定している確度の)答弁は殆どありませんので、どうしても一方通行で、かみ合わない質疑になってしまいます。私の力量不足も原因ですので、また、準備を重ね、皆さんのご意見もお聞きしながら、次回に向け準備していきたいと思います。
以上 |
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