北方領土返還要求全国大会に参加
2/7 東京都新宿区の日本青年館で開催された北方領土返還要求全国大会に、はじめて出席しました。
開会前に「今、北方領土は」というテーマで四島がロシアに占拠された経過、現在の四島の様子、返還要求運動の必要性などにつて20分ほどの説明がありました。
大会は、12時からはじまり、国会議員や返還運動関係者が約1500参加。
野田首相からは、ロシアとの領土返還交渉に向け、全ての政党と連立を組むつもりで問題解決に全力を尽し、ロシアの立場を尊重しながら議論を続けるとう決意が示されました。
その後、玄葉外務大臣、川端北方対策担当大臣、各政党の代表からそれぞれ決意表明が行われ、終わりに、次のとおりアピールが承認されました。
アピール
本日、「北方領土の日」にあたり、私たちは我が国固有の領土である択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島、すなわち北方四島の早期返還実現を目指し「平成24(2012)年北方領土返還要求全国大会」を開催しました。
本年は、北方四島が不法に占領され67年、北方領土の日が制定され32年目です。何故、領土問題が解決されないのでしょうか、強い怒りを禁じえません。解決にこれ以上歳月をかけることは断じて許すわけにはいきません。
昨今ロシア政府は、領土問題は静かな環境の下で進めると言いつつも、四島の開発を着実に進めております。こうした行為は日本国民の対露感情に良い影響を及ぼすものではありません。
本大会では、北方四島の返還実現に向けて、政府と国民が一体となりこれまで以上に国内外に向け広範な返還要求運動を展開し、さらに領土問題解決に向けた日露交渉を加速するなど意思の統一が確認されました。
私たちは、一刻も早い北方四島の返還実現を目指し、次のとおり決意を表明します。
記 | |
一 | 私たちは、必ずや北方四島を私たちの手に取り戻します。 |
一 | 私たちは、地域・職場・学校・家庭など、あらゆる場で啓発活動を行います。 |
一 | 私たちは、全国の仲間との連携をさらに深めるとともに、署名活動をよリー層推進します。 |
一 | 私たちは、「北方領土返還・四島交流促進議員連盟Jと連携し、返還実現に向け政官・民のさらなる団結を深めます。 |
一 | 私たちは、北方四島ビザなし交流など、あらゆる機会を活かし、ロシア国民に北方四島の返還こそが我が国とロシアとの真の友好と信頼関係を築き、ひいては世界の平和に寄与するものであることを強く訴えます。 |
一 | 私たちは、択捉島の紗那に残存する日本の建物保存に取り組みます。 |
平成24(2012)年2月7日北方領土の日 | |
平成24年北方領上返還要求全国大会 |
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