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2011年12月15日 (木)

市議会定例会 一般質問その1

12月定例市議会が終了しました。今議会も一般質問、予算審査特別委員会で質問しておりますのでその内容について報告します。

一般質問の詳細はPDFファイルをご覧ください。

以下は、質問の骨子と市長、教育長答弁になります。

1.市立根室病院の経営見通しと諸対策について

1)医師招聘対策の病院経営への影響について

【質問要旨】

① 12月からの整形外科の診療がどのような方針の基で行われるのか、またそれらに関する市民周知の方法や緊急時の院内の対応並びに手術患者受け入れ病院等との連携がどの様な形で行われるのか、更にはこのことにより病院収益にどの様な影響を見込まれているのか伺う。

【市長答弁】

・12月以降については医師体制の厳しい状況から、これまでどおりの応援が困難
・十二月以降においてはの状況は院内掲示や病院ホームページにより患者・市民への周知
・診療体制の構築を図るべく医師招へい活動などに努める
・体制が整うまでの間は、入院や手術の必要な患者に対しまして、三次医療圏との連携を図り、医師の判断のもと、紹介あるいは搬送等により対応
・整形外科の診療体制の変更に伴う病院事業収益の影響は入院収益で約68百万円の減収

【質問要旨】

② 医師体制が現行の14名から11名体制にまで落ち込む可能性があるとのことだが、こうなった場合の病院経営への影響について市長の考えを伺う。

【市長答弁】

・11名体制は、北海道からの厳しい環境を伝えられていることもふまえながら、全ての代替措置が講じられなかった場合を想定。
・地域センター病院としての役割や改革プランの影響をふまえ、引き続き様々な方法により医師体制の確立取り組む。

2)新病院建設工期延長に伴う病院経営への影響について

【質問要旨】

 新病院建設工期延長による患者減、収入減等、病院経営に対する影響額についても押さえておく必要があると考えるが、市長の考えを伺う。

【市長答弁】

・病院改革プランにおける収支計画については、平成24年度、新病院開院後の経過期間を考慮しながら施設の充実に伴う市外流出患者の回帰などの患者数の増員を見込んだところであり、今回の工期延長に伴い、若干の影響はある。

3)経営改革推進と情報開示について

【質問要旨】

病院改革プランの平成22年度評価、アンケート調査の集計など、経営改革のスピードが遅く、また、整形外科の診療体制の周知不足など、その取り組み内容で経営理念が目指せるのか疑問である。
病院経営改革に対する考えと、市民の心の支えとなるためにどのような情報開示を行うのか、病院の管理者である市長の考えを再度伺う。

【市長答弁】
・経営の効率化を図るため、診療材料費の削減や医療機器の有効利用による診療報酬の向上など、改革プランに掲げた項目の取り組みを進めてきた

・平成22年度につきましては、「市立根室病院財政再建対策特別委員会」を近日中に開催し、評価を受ける予定。

・アンケート調査につきましては、その結果を真摯に受け止め、院内での学習会や研修を重ねて病院改善に反映


病院問題自席からの再質問のポイント(全ては述べていませんが)

1)診療体制と経営見通しについてです。

・診療体制が病院収益を左右します。
・整形外科の手術、入院処置が出来なくなることによる4ケ月間の影響がは6千8百万円。
・これらを含む今年度の一般会計繰出金の総額は12億7千万円。

・通年ベースで整形外科の影響は単純計算で約2億円です。

・病院経営は、勿論のこと市財政全体の問題として、診療体制が悪化することを想定した影響額の積算をしておく必要があるのではないでしょうか?

・平成24年度の診療体制が最悪の結果11名体制となった場合の経営へお影響については、適切な時期がこなければ公表できないということですが、そういった実態を早め早めに周知することが必要。

・改革プランをベースに、どの程度の影響が想定され、結果、一般会計の繰出金がどの程度になるのか、どの程度までの繰出であれば一般会計が耐えうるのかなど様々想定をしておくことが必要なのではないでしょうか?

・良い方に話が進めば、それに越したことはありませんが、市民も、心構え、腹積もりが必要ではないでしょうか?

・病院建設着工の目安とした医師15名体制が崩れているわけですから、経営への影響額を明らかにする作業が必要ですし、説明する責任があると考えます。

・新病院オープン時期が遅れることも経営への影響額は若干ということですが、一般会計からの多額の繰出しを続けている以上、若干とは言っても、シビアに精査しておく必要あるのではないでしょうか?

・計画が崩れ、一般会計からの繰出額も最初の改革プランと比べると23年度は612百万円もの増です。改定版改革プランと比べ137百万円の増です。

・改革プラン自体が実効性が低く信憑性に欠けているのではないでしょうか?

・現在の病院の経営には不透明な要素が多すぎます。病院の管理者としての経営責任のもと、明らかにすべきものを明らかにして、そこから改善を図るべきと私は考えます。(市長の考えを再度質問)

2)経営改革と情報開示について

・どうも、院長先生の思いに病院スタッフ、組織について行っていないのではないでしょうか?そう感じています。

・アンケート調査の件も、しつこい様ですが、10月末には公表と前議会でご答弁いただいていたにも関わらず、公表になったのは12月に入ってからです。

・公表内容についても、あの程度の集計作業に半年以上かかり、これから院内改善に反映させたいという状況です。このスピードに疑問を感じるのは私だけではないと思います。

・改革プランもこれから22年度評価をこ財政再建対策特別委員会に報告するというテンポです。

・今年度ももう残すところ3か月になります、このやり方では23年度に何がどう反映されるのでしょうか?

・院長先生は、多額の繰出金の事も気にされていましたし、新病院建設をばねにピンチをチャンスかえスタッフ一丸となり病院改革に取り組もとする姿勢を示され、「我々には有り余る時間はない」と危機感も持たれたています。

・その院長先生の思いにスタッフである職員がついていけていないのではないのか?

・経営改革に対す院長先生の思いとのギャップ、スピードの遅さ、この辺のことをどの様に捉えられているのか、また分析さてれているのか、更には、今後、どの様にカバーされるのか?(再度質問)

再々質問として

・病院改革の遅れには、組織体制の問題もあるのではないか?

・選択と集中という観点にたつのであれば、特命職員の配置、職員の増員等も検討され、新病院への移転までに様々な課題解決に集中的に取り組むべき。

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