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2011年6月15日 (水)

四島交流事業は...

6月8日に今年のビザなし交流ロシア側訪問団がロサルゴサ号で根室港に到着。

今回は、四島の青少年と同行教師等50名の訪問団で京都府を訪問し地元の高校生、中学生との意見交換等を行っています。

ビザなしサポーターたんぽぽのメンバーとして訪問団員の出迎えに根室港へ行ってきました。

この船には札幌市で日本語の長期研修を行う10名のロシア人も同船。何度か交流会でお会いした方や、四島訪問時にお世話に方々もおり、いつも通りの再会の場でした。

そんな中、青少年の訪問団員がおそろいのTシャツを着用して下船してきました。日本の感覚ではさほど違和感のある光景ではありませんが、四島から来た子供たちがそろいのTシャツというのは初めてで、さらに、背中のプリントはサハリン州と書かれおり、胸にはサハリン州の地図(旗)がデザインされていましたので、驚きとともにその意味を考えてしまいました。

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他の出迎えの方々はさほど気にしていない様でしたが、私は、今回参加した自由訪問事業の入出域手続きの件、島へ上陸の際のお弁当の規制などロシア側の四島交流事業等に対する意識の変化を感じていたところでしたので、なんとも複雑な思いでした。

http://vs-tanpopo.seesaa.net/article/209184775.html

 志発島訪問の様子をまとめました。

14日の見送りにはいけませんでしたが、帰りは、デッキに立った子供たちがサハリン州の地図が描かれた旗を振りなが船が離岸したようです。

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私たち「たんぽぽ」のメンバーは友好の印に両国の国旗とエトピリカをデザインした旗やうちわを帰港するロシア人訪問団員に渡していたこともありますが、今回のTシャツやサハリン州の旗の意図には、近年のロシア政府の領土問題に対する「四島は我々の島」、「領土問題は存在しない」といった強硬な姿勢を感じてなりません。

領土問題は国家間の問題、交渉事であり、四島交流事業は四島在住ロシア人との相互交流を通じ返還運動を側面的に支援することが目的と位置付けられているわけですが、20年目を迎える交流事業、そのあり方を考え、見直す時期にきていると思います。

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