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2011年5月16日 (月)

ビザなし第1陣が戻りました。

5/16 12:30 ビザなし交流訪問団の第1陣が根室港に戻りました。

1105161

このビザなし訪問団と接触するような場面はなかったようですが、ロシアのイワノフ副首相らが昨日国後島を訪問。

社会資本整備や軍備近代化というロシアの内政上の理由などもあるのかもしれませんが、四島交流事業が行われているまさにその時にぶつける様な副首相の訪問は、北方四島実効支配を誇示するロシアの意図的なアピールにも見えます。

20年間続けている四島交流事業は、四島在住のロシア人と日本国民との間に開かれた唯一の人的交流の機会であり、この事業を通じ北方領土問題に対する認識を相互に深め、北方四島の返還に寄与することを目的に行われてきました。

領土問題は国家間の交渉事ですが、北方領土問題は、一向に解決の糸口が見えない中、四島交流事業の役割は大きいと思います。

しかし、肝心かなめの国家間の動きの中でロシア政府は交流事業を否定するかの様な強硬姿勢を示している訳ですから、日本政府がどの様に向き合うのか、はっきりとしたリーダーシップを示さなければ、疲弊感、疲労感だけが増幅し、四島交流事業、更には、返還要求運動を続ける元島民、関係団体の活動にも大きな影響があると思います。

今日も港に訪問団員の出迎えに行ってきましたが、交流事業の必要性を感じながらも、返還要求運動原点のまちが今できることを、私達も考えなければならないと思いました。

コメント

税金で差し押さえられているロサルゴサ号
ロシア政府上層部の相次ぐ訪問(開発予算ばら撒き、軍備拡張)
韓国国会議員の国後訪問(サハリンからのビザ有り)
日本からも同上の方法での潜り込み(企業など)

これらの悪化する条件を抱えて今年のビザなし訪問の行方はどうなるのでしょうか。

もしビザなし訪問の本音が「四島返還」にあるとしたら、最早タイミングを失い意義は有りません。形骸化したと思います。
「いや、相互の国民の友好親善の意義が有る」と言うなら、旧島民の里帰りを名目にした数泊の「北方四島巡りツアー」に過ぎません。わざわざ「ビザなし」と言う特殊な方式(緊急避難的?)を敢えて用いる事も無いでしょう。このままでは、「ビザなし」の看板の下で営業している各団体を養っているだけです。なまじ「ビザなし」と言う冠を付けているだけに、一縷の望みに縋り付く国民や政府関係者が哀れです。癌の末期で死に行く患者に、酸素を吸わせ点滴をぶら下げているようなものだと思います。最早治療には成り得ません。

税金で差し押さえられているロサルゴサ号
ロシア政府上層部の相次ぐ訪問(開発予算ばら撒き、軍備拡張)
韓国国会議員の国後訪問(サハリンからのビザ有り)
日本からも同上の方法での潜り込み(企業など)

これらの悪化する条件を抱えて今年のビザなし訪問の行方はどうなるのでしょうか。

もしビザなし訪問の本音が「四島返還」にあるとしたら、最早タイミングを失い意義は有りません。形骸化したと思います。
「いや、相互の国民の友好親善の意義が有る」と言うなら、旧島民の里帰りを名目にした数泊の「北方四島巡りツアー」に過ぎません。わざわざ「ビザなし」と言う特殊な方式(緊急避難的?)を敢えて用いる事も無いでしょう。このままでは、「ビザなし」の看板の下で営業している各団体を養っているだけです。なまじ「ビザなし」と言う冠を付けているだけに、一縷の望みに縋り付く国民や政府関係者が哀れです。癌の末期で死に行く患者に、酸素を吸わせ点滴をぶら下げているようなものだと思います。最早治療には成り得ません。

すみません。手順が悪く二重投稿に成ってしまいました。

通行人さん コメント有難うございます。

非常に難しい問題ですのでコメントへのお返事迷いましたが、いま感じていること等を書きたいと思います。

ロサルゴサ号は何とか使用できる様になりましたが、国費で行っている事業であり受諾業者の審査段階で納税内容のチェック等も厳しく行う必要があると思います。

日本と北方四島在住ロシア人の唯一の交流手段としてはじまったビザなし交流も20年目を迎えますが、領土問題は戦後66年未だ解決の糸口すら見えず、ここにきて強硬になるロシア政府の姿勢、韓国国会議員の問題、そして日本の企業(根室の企業)の問題等現状を見ますと「相互理解の増進を図り、領土問題の解決に寄与する」と言う事業本来の役割に疑問を感じる方は沢山いると思いますし、私もその1人です。

北方領土問題に関しては、返還交渉とそれを後押しする返還要求運動、元島民の残地財産や旧漁業権の問題解決、領土問題未解決による隣接地域である1市4町の経済的疲弊の問題解決、そして元島民の高齢化と故郷を想う心の問題(適切な言葉が思いつきませんが)等に分けて考えなければならないと思います。しかし、これらの問題が66年という時間の経過の中で、ねじれ、絡み合い、国家間の交渉事に振り回され、大義と言いますか本質が見えなくなってしまっている様に感じています。
(問題点に対する視点、比重がそれぞれバラバラに)

コメントへのお返事にはならないかもしれませんが、3月定例会で私も四島交流事業のあり方について質問に立ちましたので、その中から少し抜粋します。

四島交流事業の形骸化が指摘される中で、ポスト四島交流事業として「四島医療支援に係る拠点の整備」、「有用水産資源の適正管理」、「生態系保全等に関する研究調査」等領土問題の解決のための環境整備に資する交流事業の推進が重要である。 (市長答弁)

意見として次の様に述べました。

北方領土返還要求運動原点の地として、四島交流事業の船が出入りする「単なる通過点のまち」にならないよう、市民の交流事業への参加促進が必要であると考えますが、「新たな視点」で新しい事業を検討するとすれば、当然、既存の枠組みを超えた検討組織の立ち上げも必要です。

ビザなし交流の枠組みのなかでの経済交流の可能性の検討、更には、四島の情報通信インフラの状況を踏まえたインターネットを活用した新たな交流等四島交流事業の節目の年でもあり、ロシア政府の強硬姿勢に屈することなく、北方領土返還要求運動原点の地の目線で、様々なアイディアを出し、積極的にポスト四島交流事業の検討を進めるべきと考えます。

以上、長くなりました。すみませんm(__)m

北方領土問題は、非常に難しい問題です。私自身様々疑問を感じながらではありますが、ビザなし交流や自由訪問、北方墓参の船の出迎え、見送りを続けながら、毎回、港に来られる元島民の皆さんとよくお話をし、四島在住のロシア人とも交流を続けながら、解決の糸口を考え、行動していきたいと思っています。

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