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2011年2月 8日 (火)

北方領土の日根室管内住民大会に参加

2月7日は北方領土の日。総合文化会館で開催された「2011北方領土の日根室管内住民大会」に出席しました。
今年は、1000人ホールがほぼ埋まりました。

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昨年11月のメドベージェフ大統領の国後島訪問、その後も続く政府要人の四島訪問等ロシアの強硬姿勢、クリル発展計画の延長など北方領土の政府交渉は一段と厳しい状況になっています。

国の交渉を支えるためにも世論の喚起が必要であり、北方領土問題原点の地である我々根室市民は粘り強く、先頭に立って返還要求運動に取り組んでいかなければなりません。
そんな地域の思いが1000人ホールを埋めたのだと思います。

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12時から住民大会がはじまり、管内中学生の弁論発表、アトラクションの後15時10分には吹雪模様の中、参加者が文化会館前の広場に集まり、四島に向い「島を返せ!」とシュプレヒコールを行いました。

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参加者の方と一枚...

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札幌でも街頭行進が行われました。菅首相も少しためらった様にも見えましたが、メドベージェフ大統領の国後島訪問を「許しがたい暴挙」と述べるなど北方四島が日本固有の領土であることを強く意識した発言をされました。

尖閣、竹島、北方領土と領土問題に多くの国民が関心を持っている今こそ、国民に対して国の明確な方針を示し世論の喚起を図り、同時に、強力な外交交渉を進めるべき時と考えます。

2月5日に鳩山前総理がニホロで北方領土問題について講演を行いました。
北方領土の問題は、車の両輪の様に政治と経済を同時に進めるべきであり、今の状況は静かな雰囲気をダメにしている。時間は相手に利する状況であり、「領土問題」は早く正しいプロセスに戻ることが大切と述べています。

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菅首相の「許しがたい暴挙」という言葉に対してロシア外務省が断固抗議すると声明を発表しています。お二人の発言に矛盾を感じます。

外交交渉、返還要求運動、啓発事業、交流事業、元島民の残地財産や漁業権の問題、領土問題未解決による根室地域の経済的ダメージの問題等々いま一度整理が必要な時期に来ていると思います。

コメント

70年も前の書物の記述を元に領有権を主張するなんてユダヤ人じゃあるまいし。
今その土地に住んでいる人の気持ちを考えて見て下さい

匿名(投稿名なし)ですが、コメントを頂きましたので、私の考えを述べさせていただきます。

歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の四島は、第二次世界大戦終戦後旧ソビエト連邦に不法に占拠されるまで、一度も外国の領土となったことのない、日本の固有の領土です。

終戦時、四島には17,291名の日本人が住んでいましたが、強制的に送還されました。

昭和20年12月に当時の根室町長が、この四島を米軍の保障占領下に置き、島に住んでていた方々が安心して生業につくことができるようにと、連合国最高司令官マッカーサー元帥に陳情書を提出したのが、「北方領土返還要求運動」のはじまりです。

領土問題は、国家間の交渉事ですが、その交渉事を後押しするのが国民世論です。その世論喚起を目的に、島を追われた元島民、返還要求運動原点のまち根室市が中心となり返還要求運動を進めて来ました。その輪は全国に広がっています。

しかしながら、領土問題は解決の糸口さえ見えずに今日に至っています。

北方四島がロシアの占領下となり、70年近い月日が経過してしまった訳ですから、四島で生まれ育ったロシア人もいるわけであり、その世代も4世代目、5世代目になるわけですから、四島は彼等にとっては故郷です。

同時に、島を追われた元島民にとっても故郷なわけです。

現在、四島には1万7千人近いロシア人が住んでおりますが、この人数は、島を追われた元島民の人数とほぼ一緒です。

この元島民の約6割の方々は、故郷に帰れる日を思い、長い月日、領土問題の早期解決のためにと返還要求運動の先頭に立ち、粘り強く、耐え忍び、活動を続けてきましたが、その願い叶わず他界されました。

長い年月の経過を考えれば、島に住む者ロシア人、追われた我々日本人の間に領土に対する認識の違いは当然起きてくるわけです。先にも述べましたが、領土問題は国家間の交渉事ですが、交渉を後押しするためには、世論の喚起に加え、島に住むロシア人と隣接する地域の私達が、お互いの立場や歴史的経過等を理解することが重要であり、22年前に四島在住ロシア人と交流事業がはじまったわけです。

少しですが、返還運動や四島交流事業の経緯を書きましたが、私は、ご指摘のありました「70年も前」の事だからと言ってこの北方領土問題は片づけられる事ではないと思いますし、島を追われた元島民の皆さんの思いやこれまでのご努力をしっかり受け止め、そして、歴史的な事実を踏まえ、日本人として、返還運動原点のまちの市民として、島民の皆さんと共に、何年かかろうとも、北方領土問題の早期解決を目指し、粘り強く取り組むべきであると考えます。

ご意見の通り、現在住んでいるロシア人の気持ちを考えることは当然のことですが、是非、もう一度、北方領土問題について勉強をしていただき、私達と一緒に返還運動や四島交流事業に参加して下さい。


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