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2010年10月 7日 (木)

標津町の定住促進団地の見学等...

10/6 9:00 四島交流事業ロシア側訪問団員出迎え

10100606今年の四島交流事業もほぼ終盤。今回の訪問団を含めロシア側からの訪問プログラムがあと2件です。

今回の訪問団は、滝川市を中心に10日まで滞在します。この訪問団と入れ替わりに来る最後の訪問のプログラムには健康診断(市立根室病院で)が入っています。

メドベージェフ大統領の北方領土訪問、開発が進む四島、四島交流事業は相互理解を深め四島返還による領土問題解決に向けた環境作りが目的ですが、非常に先行き不透明です。

四島交流事業についても議論が必要です。そんなことを感じながらの出迎えでした。

11:00 根室地方林業林産業活性化推進議員連盟協議会研修会に出席。

今回は、根室振興局森林室の藤八室長が路網と高性能林業機械を組み合わせ作業システムについて講演。
北海道における林業機械化の経緯、高性能林業機械の種類と導入台数の推移、機械作業システムの現状、
北海道に適した作業システム、簡易で耐久性のある作業路について説明がありました。

午後は、別海町森林組合に導入された移動式チッパーを視察。

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移動式チッパー

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移動式チッパーの前で説明を聞く管内の議員

15:00 標津町「定住促進団地」を見学・標津町担当者との懇談

標津町では、人口増加対策を急務の課題として、地域経済の活性化、地域づくりの推進等を図ることを目的として、平成18年度から定住人口を増加させるための「定住促進団地事業」を実施しています。

「宅地差し上げます」、「10年住んだら家がタダ」、こんな見出しの載った新聞記事。標津町が取り組む人口増加対策を担当している標津町の企画政策課を訪問しました。

はじめに、平成18年度から分譲を開始した、3年以内に住宅を建設すれば宅地を無償提供するという「標津町営定住促進団地」を視察。

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分譲開始から5年目、現在、28区画中15区画が分譲済。

人口増加による地方交付税、町税の増収、地元消費等による経済効果、新たな人材の流入による教育文化・スポーツ等地域づくり活動の活性化への期待、更には、分譲PRを通じた地域全体のPR等を事業実施の効果目標としています。

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※広くゆったりとした区画。下水、Bフレッツ完備。道路は団地内をぐるりと一周(円)できるつくり。前町長がヨーロッパ視察をした際に考えたアイディアとのこと。私は、当別町のスウェーデンヒルズを思い出しました。

28区画の分譲に加え、平成21年度から旧職員住宅をリニューアル低額賃貸し10年間居住した方へは住宅を無償譲渡という定住促進住宅3棟の募集も行っています。

現地見学の後、役場の担当者の方々から事業への取り組みへの経過やご苦労についてお聞きしましたが、人口減により地域に「危機感」があったからできた事業という言葉に説得力を感じました。

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危機感から生まれたアイディア。少し前なら、「何故、特定者への利益のために」と議会や町民からも批判を受ける様な事業。議会対策や町民への説明のため色々想定したが、批判的な意見はなかったとのこと。

根室市の人口も3万人を割り込みました。地域の力が問われる地方分権の時代。この街のためにアイディアを出し合い「危機感」をもって、そして「誠実」に「真摯」にとりくむ姿勢が必要だと感じて帰路につきました。

元気と勇気をいただいた標津町の皆さんに感謝!

我々も根室のために頑張りましょう!

コメント

ロシアの地元ニュースサイトで先日モスクワから健康診断のための医師団が四島に来たとの報道がありました。根室に来て健康診断を受けなきゃならない必要があるんですかね?せっかくしてくれるというから好意は受けなきゃということだろうか?

km さん コメント有難うございます。
ロシアの北方四島への経済投資も進み択捉島の病院も新しくなったようです。緊急人道支援事業の枠組みの中でH18年度からはじまった事業と記憶していますが、四島の事情を考えながら人道支援事業の見直しの検討は必要だと思います。

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