北方領土返還要求根室市民大会式典に参加
8/1 11:00 総合文化会館大ホールで開催された北方領土返還要求根室市民大会式典に参加しました。
例年四島交流センターニ・ホ・ロ前の広場で実施されていた事業ですが、今年は、口蹄疫対策ということで総合文化会館に変更されたものです。
式典は、白崎実行委員長の開会宣言の後、物故者への黙祷、来賓挨拶、弁論発表、根室市民の叫び、大会決議、シュプレヒコール等のプログラムが行われました。
白崎実行委員長
大会決議は次の通りです。
我が国固有の領土である歯舞、色丹、国後及び択捉の北方領土返還の実現は、我々に課された国民的課題であり、全国民の悲願である。
終戦直後の昭和20年12月に私たちの先輩が北方領土返還要求運動の狼煙をあげてから、65年の歳月が過ぎようとしている今日もなお、北方領土が返還されていないことは誠に遺憾である。
このような中、北方領土と海域を不法に占拠され、失望と挫折を繰り返しながらも、北方領土返還要求運動の原点の地として、故郷の一日も早い返還を願い、一貫して全国民の先頭に立って運動に逼進してきたことは、必ずや領土問題解決の前進に大きく貢献するものと確信する。
元島民の平均年齢も76歳を超え、約6割以上の方々が返還への熱い思いを胸に抱きながらも、故郷の地を踏むことなく他界されている現実を見た時、残された時間はあまりにも少なく、国に対し、不退転の決意のもと、これまで以上の強力な外交交渉による、北方領土の早期返還を強く要望する。
私たち根室市民は、本日ここに返還要求運動原点の地の市民として、全国にこの痛みと怒りの声を発信し、国民世論の一層の喚起高揚と、断固たる決意と熱意をもって、更なる北方領土返還要求運動に尽くすことを決議する。
平成22年8月1日
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