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2010年7月22日 (木)

市保健福祉部との懇談会に出席

7/21 10:30-12:00 市議会文教・厚生常任委員会と市保健福祉部とで懇談会を行いました。

この懇談会は、昨年暮から続けてきた福祉関連施設の視察結果を踏まえ、今後、予定されている福祉関連の各種計画策定に向け、現状報告や策定作業の進め方等についての意見交換を目的とするものです。

市民福祉部の担当者から次世代育成支援対策等の変遷と政策概要、根室市の次世代育成支援対策の現状と今後の方向性、高齢者福祉の現状と今後施設整備の見通し、新しい高齢者医療制度の創設スケジュール、障害者自立支援法の動向等について説明がありました。

以下はメモです。

次世代育成支援について

・今年3月に「根室市次世代育成支援対策行動計画(後期行動計画)」を策定
・国は、H22年6月 「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」を決定。
  幼保一元化など新たな次世代育成支援システムの検討を行う。
  H25年までに幼稚園と保育所を統合した「こども園」を創設、幼稚園教諭、保育士資格の統合を進める。

・市が設置した子育て相談所「ぶらんこ」は利用者減、つどいの広場「くるくる」は利用度が低く、利用促進のための対策が必要。
・保育サービスについては、少子化の影響により入所児童数が減少傾向にある。保育士のH24年,H25年には保育士の退職者も多く、施設の老朽化も進んでいることから統廃合の検討が必要。(国の制度改正を見極めながら)

高齢者福祉について

・根室市の高齢化率 H22年6月 26.1% 7758名、H26年には30%を超える見込み。
・要支援、要介護認定者 H21年度末 1,019人 認定率 13.28% (全道平均 16.7%)
・急性期医療を終えた高齢者の療養先の確保に苦労している。
・デイサービス、ショートステイ等在宅支援サービスの充実が必要。
・国の制度改正の方向性を見極め(特別養護老人ホーム等16万床増、H23年度末介護療養病床の廃止等の動き)
・地域的には有資格者の確保が難しい。
・介護施設等の待機者 はまなす園 47名、セラピーこざくら 12名、グループホーム根室 1名、介護付有料老人ホーム勢和 5名 合計65名
・受け入れ先として特別養護老人ホーム30床、老健30床をH25年度からの第5次高齢者保健福祉計画に盛り込んでいきたい。
・地域密着型の小規模老健施設等も必要であり、次期計画で検討したい。
・民間企業の参入にも期待したいが、資格者の確保等人的問題の解決が不可欠。

障がい者福祉について

・障害者自立支援法(H18年4月施行)
・国は、H25年8月までに「障害者自立支援法」は廃止。利用者の「応能負担」を基本とする新たな「(仮称)障がい者総合福祉法」を施行させる方針。
・今年8月ごろを目処に基本方針が取りまとめられる予定。

意見交換での私の発言

・高齢者対策については、将来推計等の分析が不十分であり、H25年に向け科学的根拠をもった統計分析を行うべき。
・小規模老健施設等の必要性についても具体的な協議を進める必要がある。(病院との関連含め)
・福祉関連事業所の従事者の給与が安い。このままでは人材確保も難しい。
・民間企業の参入を期待するのであれば、人材確保や財源的な支援策についても考えて行く必要がある。(現行事業者も含め)
・市全体として事業優先順位を見直す必要があるのではないか。

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