外国人とのお付き合い
火曜日の一般質問で永洞議員が話せる英語をテーマに小学校に拡大される英語教育の質問をしていましたが、その質疑を聞きながら、この3週間、英語、ロシア語で悪戦苦闘した自分のことを重ね、思わず苦笑いしてしまいました。
5/24にヨットで世界一周中のスウェーデンのご夫妻が根室に寄港したというニュースがあったと思いますが、このご夫妻と6/15の朝、彼らが根室港を出港されるまでの間、何度もお会いする機会があり、その度に、英会話でパニックに落ちいっていました^^;
最初は、根室港でヨットの無線LANが接続できないというトラブルのヘルプ、その日の夜、偶然にも知人宅で再会、そして、食事をしながら通訳にならない通訳で2時間ほどお付き合い。
ノートパソコンが一台故障しているという話があり、そのリカバリーのサポートを約束。それから何度か私の事務所でご主人のヤンさんと二人でPCの復旧作業をやりました。(ヤンさんはコンピュータ技師とのこと)
根室港まで迎えに行き、そこから数時間、コンピュータ用語は通じますが、それ以外はかなり雰囲気だけで勝負。外国の方と会う度に英語を勉強しなければと思うのですが、いつもそれっきりになってしまう意志の弱さをまたまた反省。
たまたま、5/28-31までビザなしで色丹島へ行ってきましたが、この間は、ロシア語です。
去年のビザなしが終わった後に、今年の春までには少しでもロシア語をと思い、12月からロシア語講座にもちょっとだけ通ったのですが、その効果はわずかでした。
色丹島でホームビジットの時間もあったのですが、ホストファミリーのお父さんは独学で日本語を勉強されたらしく、たどたどしい日本語ながら、一生懸命私達をもてなしてくれました。(感動!)
おそらくその時のお父さんは、私がヤンさんとのやり取りで四苦八苦したときと同じか、それ以上に大変だったと思います。
そんな事もありましたので、根室に戻ってからは、通じなくても気持でお付き合いしようとPCのリカバリー作業や食事会等でも、積極的に身振り手振り9割の英会話に挑戦しました。
ヤンさんご夫妻が根室を出港される2日前には3週間の滞在中に交流のあった皆さんで送別会を企画。
根室での思い出の締めくくりに、奥さんのニーラさんには着物を着付け、ヤンさんにはジャズの演奏でおもてなし!
お二人が喜んでくれたことが何よりです。
彼らは、これから3年かけてスウェーデンに戻ります。その間E-mailでやり取りをしたいと思っています。
そんな訳で「話せる英語」の質問に苦笑したわけです。
日本人は自分から話をするのが苦手ですが、言葉を覚えることプラス会話をする機会を増やすこと、そして、話せないからできない、恥ずかしいからできないといった気持で先に負けてしまう日本人の欠点を克服することが大事なような気がします。
スウェーデン人ご夫妻のご無事を祈り、彼らとの再会、そして色丹島の家族との再会を楽しみに英語、ロシア語と向き合ってみたいと思っています。
さよなら ヤンさん ニーラさん 航海の無事を祈っています!
そういえば彼らのヨットに明治公園でテント暮らしをしているニュージーランド人のご夫婦が遊びに来ていました。根室のどこが面白いのか不思議です
投稿: km | 2010年6月19日 (土) 19:46