図書館電算システムを見てきました。
4月1日に稼働した図書館の書籍管理システムを見学してきました。
長年の懸案であった図書館の電算システムがやっと稼働しました。
これまでは、司書の皆さんやボランティアの方々の頑張りがあって、16万冊を超える蔵書管理を手作業で行っていました。(大変だったと思います。)
1日のシステム稼働の様子は新聞報道もされていますが、館長さんにお聞きしたところ、オープン初日は、10時の開館時には20名近い方々が玄関前に並び、一日の貸出蔵書も853冊と平成6年に現図書館に移転後最高を記録したそうです。
図書検索コーナーもトラブルなく利用されているようです。
システムの導入に併せ新刊コーナーも充実、貸出蔵書数も5冊から10冊へ増し、更には、開館時間を拡大するなど、サービス向上に積極的に取り組んでいます。
お年寄りにも便利な図書カートも3台導入されており、更に台数を増やすとのこと。
今後は、自動販売機の設置も検討しているとのこと。
これからも、利用者・市民の目線を大切にサービスの充実に努めていただきたいと思います。
また、市内のインターネット環境も今年度末までには充実しますので、今後の課題としてインターネット経由での蔵書検索等システムの高度利用についても是非取り組んでいただきたいと思っております。
こんにちは。初めてブログを拝見させていただきました。図書館の電算化の光景や街で起こっている出来事など・・わかりやすく勉強になります。特に病院問題は今の根室にとって一番大事な事。
それを十二分に力を入れて活動している様に思います。 私にとっても病院問題には思い入れが違うので、市や議会の動向がすごく気になります。 市議の方々でも様々な意見をもっていらっしゃる方が多数おりますが、本田市議の言うとおり「建てた後」も大事ですよね。建てたはいいが、その後根室市が夕張のようになってはいけない!「経営難」なんて言ってられないですよね。
「建設前提」じゃなく「建設後の根室」そのあたりをもっともっと市民にわかりやすく説明してほしいです。
いずれにせよ、本田市議には色々な分野で市民の声を市政に届けてほしいです。
頑張ってください!
投稿: 根室っ子 | 2010年4月 7日 (水) 11:30
根室っ子さん コメント有難うございます。
案内をいただいた行事には極力参加するようにしております。その様子等もできるだけこのブログで報告するよう心がけております。
病院建設は、いま、一番重要な問題です。私も、今のチャンスを逃すことなく建設を推進すべきと考えております。
しかし、60億円もの資金を投じての事業であり、この建設費の見直し、医師招へいや看護師確保の課題、高齢化が加速する中での医療から介護までの療養環境等のビジョンと市立病院の役割の整備、更には、経営見通しが不透明な病院経営の問題等々、将来に禍根を残さないよう議論を重ね、根室市にとって最良の方針を示し、市民合意を得て取り組むべきものと思っています。
時間がないといって、これらの大事な議論が省略されることは、大問題です。結果オーライで進めるような事業ではありません。
近日中に第3回目の議員活動報告会も予定しております。
出来る限り意見交換の場をつくり、皆さんとお話をさせていただき、「その声を市政へ」と考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 本田 | 2010年4月 8日 (木) 08:33
こんにちは、初めてコメントをさせていただきます。
この図書館の電算化にあたって、どのくらいの予算を使われたのでしょうか?もし、以前に開示されていたら申し訳ありません。市民にとっては、突然電算化を踏み切られたようで(昨年より実施されているのはしっていましたが)、不思議で溜まりません。電算化による意義はありますか?それほど必要に思わないのですが。一般書店と違い、毎回新刊が多量に入ってくる訳でもありません。その場所になければ、貸出中か、場所を間違えて置いてあるか、盗難かいずれかだと思います。もし、以上のことならば、貸出中以外は電算化していても見つからないのは同じことだと思います。
ここ何年か新刊も少なくなりました。電算化にお金をかけるなら、新刊や古くなった文献などの入れ替えに予算をかけるべきでは?
投稿: mami | 2010年4月 8日 (木) 19:51
mamiさん コメント有難うございます。
>この図書館の電算化にあたって、どのくらいの予算を使われたのでしょうか?
図書館電算化システム整備事業は国の経済対策を受け平成20年度に補正予算として計上された事業です。
財源は、全額国庫補助金で、事業費は25,458,300円です。
書誌データの登録作業、バーコードラベル、ラミネートシール、利用者データの登録、利用者カード、システム環境稼働(ハードウェアとソフトウェア)等を平成21年度一年間をかけて準備してきたものです。
国の経済対策予算がつかなければ、図書館の電算化はできなかったものと思います。
市の地域情報化計画にも整備目標が盛り込まれていた事業ですが、市で財源措置ができず延び延びになっていた事業でもあります。
ちなみに根室、釧路管内の図書館では一番最後の電算システム導入だそうです。
蔵書が16万冊を超えていますし、司書の退職等もあり、手作業での蔵書管理が困難な状況になっていましたので、優先順の高い事業であったと思います。
なお、現在、消防本部の移転(旧第二庁舎の活用)事業もはじまっておりますが、この事業も国の経済対策の助成を受け、優先順位を繰り上げ着手した事業です。
根室市の公共施設整備等は総合計画に基づき行います。この計画の中に10年間のまちづくりの目標を掲げ、その目標にそって様々な事業が進められます。
今年は、10年間の計画期間の後期のスタートの年です。
9月の議会で、根室市が計画している事業の優先順位やその達成状況の公表を出来る限りわかりやすい手法で発表するよう、「政策評価」の手法を見直すことを提案しました。
これから、新病院建設事業もはじまります。病院の経営状況によっては、今後、予定している各種事業の見直しも必要になりますので、その時に、市民が納得できるような情報開示の手法を準備しておくことが重要だと思っています。
投稿: 本田 | 2010年4月 9日 (金) 15:36