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2009年10月 2日 (金)

日ロ友好親善交流講座に出席

10/1 駐日ロシア連邦大使 ミハイル・ミハイロヴィチ・ベールイ氏の講演がありました。

演題:「最近の日ロ関係と未来」

日露間を巡る今日の情勢と課題についての理解を深めることが目的。

日露関係の現状と展望、地域交流、平和条約の問題等について約45分程の講演でした。

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講演中のベールイ大使

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10/2 根室港にて、ビザなし交流ロシア側訪問団員を出迎えるベールイ大使

手前は長谷川市長

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私は、ビザなし交流サポーターズたんぽぽのメンバーとしていつもの出迎えです。

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以下は、昨日の講演の私のメモです。

※通訳が聞き取れなかった部分も多々ありますので、あくまでも参考程度

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日露関係について

両国の関係については、最近の数年は友好的な関係継続・進化の面で良い結果を達成できている。

政治対話も建設的になってきた。首脳レベルでの信頼関係構築の考えを歓迎したい。

先の国連枠での会談でも、外務大臣クラスの会談を積極的に行うことが確認された。

外務大臣が近いうちにロシアを訪問することを期待している。

テロ対策、麻薬、水産物の密漁等両国の司法機関の連携も進み、貿易交流も進んでいる。このことで信頼関係が拡大し、今後とも各分野で共同作業が進められることを期待している。

地域交流について

地域交流には大きな期待をしている。北海道は日本とロシアの関係の中でも特別な位置にあり、ロシアとの地域交流発展の関係では先駆者である。

極東地域との協力関係では、中小企業も含め積極的であり、姉妹都市交流も活発、また、文化・観光・科学・スポーツの交流も深くなっている。

サハリンと北海道の航路開設、サハリン空路の近代化ワーキング、石油天然ガス開発の協議会活動等この10年間で大きな発展の効果もみられる。

地方代表者、地方議会間の交流も積極的に進んできた。

近年、北海道とサハリンの中小企業のプロジェクトの話しをよく聞く。建設業の密接な関係をうれしく思う。

北洋銀行、道銀もルーブルを扱うようになった。日露の関係拡大につながるものと思う。

ロシア政府・外務省は地方レベルの交流を高く評価している。

サハリン州の投資プロジェクトは北海道の新しい力になると思う。

参加者に根室のビジネスマンがいればうれしい。

平和条約(北方領土問題)について

双方の考え方が違う。この問題は両国民にとって歴史的感情的に複雑な問題。

次の世代に問題を残さないでクローズすることをやらなければならない。

双方が過去の数十年の隣り合っている地域の事情を考慮しなければならない。

事態を緊張させないことが必要であり、幅広い関係を背景に両国間の本当の友好関係を築くことに解決の道があると思う。

世界的な経験によると、このような痛みの伴う問題の解決には信頼関係が重要。

論理的にお互いに受け入れられ、健全でお互いに利益がある関係に発展させること。

経済・文化の地域交流に真面目にアプローチするのであれば、問題解決の道につながるのではないか。

平和条約締結のためには相互理解が必要であり、信頼を高める方法は四島主権協力だと思う。

ビザなし交流、安全操業の協定等双方の努力でやってきたことは、市民レベルでの対話をできる基盤を作った。

経済協力をこの地域では行われないわけであるが、島民やこの地域の企業が経済協力に対する関心をしめすシグナルがあると気がついている。

戦後の経済封鎖の解禁、四島との経済協力の実現、両国の法律を害さないスキムをサハリンや南クリルは柔軟な立場をとっている。

平和条約のためにも、根室の皆さんの積極的な対応、本当の協力関係を築くことを期待している。

ロシアのことわざ

隣の人、隣人は 親戚より大切。

このように根室に近いロシアを大事にしていただいきたいと思う。

交友を拡大することを通じ安定性、共同存在の関係性を確保できるのでは。

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隣人としての交流の継続は私も必要だと思っています。小さな活動ですが「たんぽぽ」のような市民レベルでの交流活動の輪を広げることが必要と感じております。

領土問題は国家間の交渉事ですが、元島民の残地財産の問題もありますので、自由貿易ゾーンの話など経済交流ばかりが先行し元島民が抱える問題が置き去りにされないよう、基本的なスタンスを確認しながら、原点の地としての活動が必要と考えます。(勉強します。)

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