自由民主党石破茂幹事長と北方領土関係者との懇談会に参加
9/7 11:30 自由民主党石破茂幹事長と北方領土関係者との懇談会に参加しました。
山谷北海道副知事、長谷川根室市長の歓迎の挨拶があり、続いて千島歯舞諸島居住者連盟河田副会長、宮内根室支部長、北方地域漁業権推進委員会竹内副委員長がそれぞれの立場から意見、要望等を述べました。
石破幹事長のまとめのお話より(私のメモです。)
・安定政権下で北方領土問題を前進させ、目途を付けて行かなければならない。
・旧漁業権の問題等国内で解決できることについては、取り組んでいきたい。
・北方領土問題、根室の意識と中央の意識の乖離がある。
・歴史的経過を踏まえ政府を支える与党として日本の主張が正しく、ロシアの主張のどこが間違いか? なぜ、日本が主張をするのか、国民世論を固めなければならない。
・北方領土問題をそれぞれの選挙区で国会議員が語れなければ、この問題は解決しない。
・強い日本の姿勢、その下積みが交渉を動かす。
・根室のインフラ整備 なぜやるのか 国民みんなが問題意識を共有する事が重要。
・2020年東京オリンピックまでに北方領土問題を前進させたい。
・毎年毎年、何がどこまで進んだか実感していただけるような取り組みにしていきたい。
根室と全国の温度差、意識の乖離を埋めるための取り組み、旧漁業権の問題や北方領土隣接地域1市4町の振興策・インフラ整備等内政問題として取り組める課題に対する、地元のおもい、考えの整理、具体的な目標設定を、今一度、早急に地域全体で行なう必要がある考えます。
09/04の北海道新聞朝刊に北方四島交流「後継者」国後島訪問団に参加した、東海大学海洋学部山田教授のインタビュー記事が掲載されましたが、
・今後の交流は根室を軸に!
・領土返還に向けた下地作り
・将来島が返ってきたときの布石として根室のまちをよく知ってもらう
・根室が受入の舞台→まちのモチベーションが上がる。
といった山田教諭のお考えに私も賛成です。北方領土返還要求運動原点のまちとして、自ら行動すること、返還を想定し、諸課題へのアプローチを始めなければならいた時です。
石破幹事長出迎えの待ち時間でしたが、私の横にいた方々から、領土問題に真剣に取り組んでいる議員がいないと、他には議員がいない中で聞こえる様に言われたのは、私としては残念です。
四島交流事業も返還運動の一つ四年間様々取り組んでまいりましたが、まだまだ努力が足りないのかもしれません。また、情報発信力も足りないのかもしれません。
大変重要な時期に来ていると思います。これまでの取り組みは続けたと思いますし、加えて、これまで以上に議会の中でも考えを述べ、行動していきたいと思っております。
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