ユニット型特別養護老人ホーム内覧会へ
3/16 4月1日に開設する特別養護老人ホーム「はまなす園」ユニット型増築棟」の内覧会に参加しました。
ユニット型特別養護老人ホームは、入所者一人にとりの意思や人柄を尊重し、入所者へのサービスの提供に関する計画に基づき、その居宅においける生活への復帰を念頭に置いて、入居前の居宅における生活と入居後の生活が連続したものとなるよう配慮しながら、各ユニットにおいて入居者が相互に社会的関係を築き、自立的な日常生活を営むことを支援する施設です。(はまなす園様説明用資料より)
鉄筋コンクリート造3階建の施設で入居定員は40名(1ユニット10名×4ユニット)。
居室は個室で、共同生活室、キッチン、ユニットバス、洗濯・乾燥室等が整備されています。
それぞれのユニット単位で専任スタッフが24時間体制で介護に当たります。
2Fには、大浴場や地域交流ホールも整備されました。
市立病院に続き、大変素晴らしい施設がオープンしました。
施設の様子を紹介します。
施設の外観、交流ホールはかなり広く施設利用者と市民との交流、各種研修会等に利用するとのこと。
ユニット等にむかう廊下、ワンフロアーに2ユニット(個室20室)。
居室の様子、共同生活スペースの様子。対面型のキッチン(オール電化)も整備されています。
上段は2ユニット共用の浴室スペース。
下段は2Fに整備された大浴場。入居者はもちろんですあ、介護するスタッフへの配慮も考えられています。
各ユニットのスタッフスペース。
車椅子や歩行器も整備されています。
今回整備された、はまなす園のユニット型特別養護老人ホームの36床増床、今年度整備されるセラピーこざくらの介護老人保健施設30床増床は、第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づく事業ですが、事業実施のベースには、市立病院に医療型療養病床を設けないための対策として、市が、この2施設でのカバーを考え、市側から要請したという経緯があります。
第5期の計画期間は平成24年度から平成26年度までの3か年。
はまなす園の増築は当初予算ベースで7億5千万円プラス現行施設の改築に約9千5百万円。この事業に対して、市が約5億5千万円の補助を行っています。
セラピーこざくらに対しても同様の補助が予定されており、その内容につては明日の予算審査特別委員会で審議されますが、その補助予定額は約8億8千万円です。
両事業の財源として過疎債が充当されます。
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