企業会計決算委員会2日目(病院事業会計)
10/5 平成23年度決算審査特別委員会二日目、病院事業会計の決算審査特別委員会を傍聴しました。
以下は、主な審議事項です。(私のメモです。)
【病院事業会計】
・入院、外来患者動向(改革プランとのかい離)
・医師体制と患者動向の関係について
常勤医師数 H22年度 14名 H23年度 13名 → 1名減
入院患者数 H22年度 33,525人 H23年度 33,587人 → 62人増
入院収益 H22年度 1,331百万円 H23年度 1,295百万円 → 36百万円減
・医師確保対策経費に対する一般会計繰出金の内訳と実質経費の詳細について
給与費の全国平均との差額 234百万円、医師確保対策経費 63百万円(内医師招へい対策旅費5.7百万円)
・医師招へい対策に要した旅費、食糧費、交際費等の詳細について
※資料提示を求める。
・医師招へい対策の費用対効果について
・23年度の経営状況についての総合的評価について
・一般会計繰出金のうち病院会計の収支均衡を図る補助金の改革プランと実績のかい離について
・改革プランとのかい離の圧縮が経営改善の目標、一つひとつの課題を解決すること。
・収支均衡を図る補助金の推移(経営悪化の状況)
H23 468百万円、 H22 278百万円 H21 372百万円
・H22とH23の差190百万円の差額をどう埋められるのか
・外来患者数の減員の分析と今後の対策
・外来収益と診療体系の関係について(検査料の減の理由)
・薬剤師の人数と年齢構成と診療上必要人数
人数 3名 年齢構成 58才2名、54才1名 必要人員 5名
・病院運営上の事務局の役割について
・一般会計繰出金の目安(過去の市長答弁では7億円、新しい繰出基準では8億円)
・実際の繰出額との差額、H23年度は約5億円。この差額をどの様に圧縮するのか。
・H23年度接遇、サービスについてのどの様な取り組みをしたのか。
・接遇研修等の必要性について
・収支それぞれの当初予算と決算の対比について
・公共性と経済性のバランスについて
・新病院建設に伴う減価償却費の収益的収支への影響について
・今後の病院運営に関する総論を
・H23年度の事務局体制の問題(課長職3名全員の交替)
・院内物流(SPD)委託料に関する監査指摘(債務負担行為、継続契約等の事務手続きの漏れ)について
・他契約にもこの様な問題があるのでは?
・何故、この様な問題が起こったのか?システム上の問題では?
・経営改善の悪化、収益の悪化と医師体制について詳細分析の必要性
・病院のあり方、機能に応じた医師体制の目標の明確化とその目標を達成するための招へい対策が必要。
・昨年2月に示された病院長ビジョン、描いた病院のあり方を踏まえた、当面の診療体制、医師招へいの目標について
・議会に対して、医師招へい、収益について、目標とその達成状況も含め、もっと解りやすい説明をすべき。
・院内の病院経営、医師招へい対策等に関する意思決定機能について
(1)管理者会議 (2)運営会議 (3)経営改善会議 (4)診療報酬検討委員会等々
※詳細について書面による報告を求める
・院内の医師招へい対策の責任者と今年度新たに配置した参事(職員OB)の役割
・具体的な医師招へい活動のアプローチ先と対応する人員(誰が交渉に当たるか)、その意思決定のルールは?
・病院特例債の経理のあり方について
・未収金の状況及び個人未収金対策について
個人未収金は6千9百万円 ここ数年は、2百万円から3百万円 ※今年度は5.3百万円
※説明用の基礎資料の準備が不十分。経営分析まで手が回っていない様に感じました。
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