ビザなし訪問団第1陣見送り
5/10 午前9時根室港から出港のビザなし訪問団第一陣の見送りに行ってきました。
生憎の悪天候。海も時化ており明日の朝まで湾内待機ということになりました。
ビザなし交流専用船が新しくなってからの最初の訪問団(4月に行った試験運航を除く)。長谷川市長を団長に64名が国後島、色丹島を訪問する予定です。
89歳の元島民が息子さん、お孫さんと共に参加。新造された「えとぴりか」は、高齢化が進む元島民のためにバリアフリー化された専用船で、車椅子のまま乗船、船内移動が可能です。
体力の衰え、高齢を理由に四島交流や自由訪問を諦めていた元島民の皆さんにも洋上訪問などで故郷の島々へ行っていただきたいと思います。
※車椅子で四島交流専用船「えとぴりか」に乗り込む様子です。
待望の交流専用船が就航して、高齢者から障害者の人々も参加できるようになり幅広い、そして中身の充実した活動が期待されますのは、大変喜ばしい事と思われます。
しかし、今の根室の返還運動は本当に返還に備えて取組でいるのか疑問に感じています。返還時の根室の構想が皆無である。
まず、返還を継続するには定住人口をどのように維持すか~人がいないことには運動が不可能になる。
返還に備えて根室港の大型船入港等インフラ整備がゼロである~ある程度の船舶停泊できなければが島々の開発に必要な物資・人員輸送が釧路や中標津が中心となる(花咲港では距離的ひハンデがある)今の市政では絵に描いた空想である。
投稿: 元根室市民 | 2012年5月18日 (金) 19:58