メールアドレス

  • honda@officemics.jp

Twitter

« 第2回自由訪問団の見送りへ | メイン | 北方四島交流訪問事業「北連協主体の船」の見送り »

2011年7月 6日 (水)

坂本眞一氏講演会に出席

  6/30に、JR北海道の会長を務められ、現在、社団法人北海道観光振興機構の会長である坂本眞一氏の講演会に参加しました。

11070601_2北海道観光振興機構は、平成20年4月1日に北海道の観光振興の中核を担う組織として「北海道観光連盟」の改組により発足した組織で、観光戦略推進、コーディネート、マーケティング、プロモーション、地域支援の機能を担います。

講演会のテーマは「これからの北海道観光の課題」。

観光産業の北海道経済への影響力、震災前の北海道観光の状況、震災後の取り組み、震災の北海道観光への影響度調査(速報版)結果を踏まえた今後の観光のあり方等についての1時間30分程の公演でした。

北海道は観光消費が平成17年のデータですが12,946億円でこの額は平成18年の農業生産額10,530億円と漁業養殖生産額2,940億円合計とほぼ同額。

観光入込客数は平成19年まで大きな伸びを示していたが、不況の影響や価値観の多様化により微減傾向となったが、中国を中心に東アジアからの訪問者が国内入込の減少をカバーしている。

圏域別の観光入込客数は道北が増、十勝、道央圏はほぼ横ばい、釧路・根室、道南、オホーツク圏が落ち込んでいる。

大震災影響度調査(速報)の結果

・震災後の北海道観光産業全体の3月実績は過去最悪のレベル。
・第一四半期の見通しも引き続き低迷傾向。
・震災後92.7%の道内観光事業者は何らかのキャンセルを経験。
・キャンセルの主な理由は「自粛ムード」ではなかった可能性あり。
・夏に向けて回復の兆しが見える。
・中長期的にはエリア別のマーケットを細かく分析、対応していく必要がある。
・事業者の認識と消費者のマインド、事業者間、国内地域間、日本の消費者とアジアの消費者等ギャップの存在を認識すること。
・情報源の多様化、顧客は誰か。
・ITソーシャルメディアを活用した情報発信の充実が必要
・公的機関による情報やマスコミによる情報に加え、個人発信の情報(ウェブサイト、ブログ、SNS)が重要になる。
・観光は住民の力が必要、他地域と差別するために個人が語りかけることが重要。
・根室は、東の端であることをKeywordにいろいろな日本一を売りだしては。
・住民の力が、BlogやSNSなどの利用が必要。

坂本氏は講演のまとめで観光情報の入手方法としてITの重要性を挙げ、YouTube,Facebook,Twitter,Google等が震災後の情報交換で大活躍しており、以前にもまして情報交流のキーになり得ると提言されました。

マルチメディア協議会のメンバーとして、10数年前からITの活用について取り組んできましたが、このまちは中々新しい事、特にITの分野に対してのチャレンジが遅く、他地域、管内と比べても、相当、遅れをとっていると感じています。
坂本氏のご提言を、この地域がどう受け止め、どの様な取り組みを行うのか。このことが観光振興にとっても重要なキーワードになるのではないでしょうか?

Twitter、facebook、SNSって何だ?ではだめです。勉強しなければなりません。近々、根室マルチメディア協議会ではFacebookとSNSの勉強会を開催を予定していますので、皆さんも是非参加下さい。

コメント

コメントを投稿

サイト内検索

  • powered by Google

1.根室市ホームページ お知らせ

2.北海道議会議員 松浦宗信オフィシャルサイト

3.根室市観光協会ブログ

4.ビザなしサポーターズたんぽぽ


| HOME意見・質問サイトポリシー | 個人情報対策


自宅・事務所所在:北海道根室市光洋町町1丁目39番地7
E-mail : honda@officemics.jp
Facebook : https://www.facebook.com/toshiharu.honda
Twitter : @toshiharu_honda

Copyrightc2009 Toshiharu Honda All Rights Reserved.