飯田三郎賞贈呈式・受賞祝賀会
2/19(土) 第9回「飯田三郎賞」贈呈式・受賞祝賀会に出席しました。
この賞は、「ここに幸あり」など数多くの名曲を作曲した根室出身の音楽家・故飯田三郎先生のご了承をいただき、平成9年に創設されたものです。根室の音楽文化の振興・発展に寄与した個人・団体の功労を称えるとともに、その活動を広く市民に紹介し音楽文化の更なる振興と次世代へ継承してゆくことが目的です。
これまで、4個人6団体が受賞しています。
今年の受賞は「根室市民交響楽団「ストリングス」です。
昭和62年会員9人で「根室弦楽研究会」として発足。発足以来毎年11月に開催される音楽大会に参加、根室の第九とも言われている交響組曲「北国讃歌」の演奏には欠かせない団体です。
平成16年には「ジュニア・アンサンブル」を発足、子供たちの指導・育成にも力をいれています。
人口3万人のまちで単独のオーケストラを組織するのは大変なことです。
この文化の芽は、飯田三郎先生と音楽の大好きな人たちが沢山いたこと、そして、おそらく昭和43年からクラッシック系の音楽関係者が集い演奏を続けている交響組曲「北国讃歌」という飯田先生から市民への贈り物があり、その贈り物を大切に歌い続ける中で育ってきたものだと思っています。
飯田三郎賞の創設に飯田先生と一緒にかかわった者として、この賞の重みを伝えていきたいと思っています。
根室のまちが大好きだった飯田先生。先生のふるさと根室への数々の贈り物、私達は先生の情熱を次世代に伝えていかなければなりません。そして、北国讃歌をはじめ飯田先生の作品を、奏で続けたいものです。
コメント