花咲港に現れたラッコ
5/5連休最終日の午後花咲港にラッコが現れたという連絡をもらい、早速、花咲港へ。
人気者のクーちゃんも納沙布岬・歯舞では約18トン約3100万円相当のウニを食べてしまい、地域にとっては痛い食害となってしまいました。
ラッコは、法律で駆除や捕獲ができませんので、非常に頭の痛い状況です。観光面からは歓迎すべき珍客と言えるだけに対処が難しい問題となっています。
愛くるしいしぐさで人気のラッコですが、この日はウミウと思われる海鳥を捕まえ約30分近くお腹の上で玩具のようにして遊んでいました。(海鳥は食べないそうです。)その後、ウミウを離して、ラッコは水中に消えましたが、ウミウの姿も見えませんでした。
納沙布岬ではラッコを追ってシャチが現れたという話もあります。
根室は大自然ととなり合わせのまち。ラッコについてもラムサール湿地の「ワイズユース」の取り組みのような視点で考えていかなければならない問題です。
知床の遺産地域を北東側の北方四島、ウルップ島までの拡張をめざすNPO法人「日露平和公園協会」の活動のシンボルキャラクターはラッコの「ラッコロ」です。この協会は、「クーちゃんブログ」を立ち上げ、領土問題をかかえる日露間を越えて行き来するラッコの姿を通して活動PRを続けています。
ラッコには平和のシンボルであってほしいものです。
私のカメラはラッコを撮るほどの望遠ではありませんので、ラッコを追いかけるカメラマンの後ろから一枚!
ラッコは写真中央の岩場の当たりから花咲港の湾内を行ったり来たりしていました。
花咲港車石から見えるユルリ・モユルリ島
そして、花咲港から市内に戻る途中で見かけた鹿の群れ!
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