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2010年2月24日 (水)

第2回議員活動報告会終了

2/23 二回目の議員活動報告会を総合文化会館第二講座室で行いました。

お忙しい中参加いただいた皆さん有難うございます。

今回は、昨年12月から2月までの活動内容を報告後、新病院建設に向けた財源対策や療養病床についての考え方、先週金曜日に発表になった新年度予算の概要について話をしました。

説明に使った資料はこちらです。(PDFファイル

※現在示されている予算規模で後年次負担額を試算してみました。

※12月、1月の福祉関連施設の視察を踏まえ、根室市の医療・介護施設の状況を整理してみました。

出席いただいた皆さんからは

病院建設に関して

・一般会計からの多額の繰入が続く中で、どの程度までが一般会計からの繰出額として妥当なのか明確にすべき。(目標設定をすべき)

・市立病院の機能ばかりが論議されているが、市内医療機関との病病・病診連携についてもっと論議すべき。(病診連携について論議されていない。開業医の声が反映されていない)

・療養病床については、診療報酬改定等により収益性が悪くなっており、隣保院が閉院になったのもそのためであり、経営状況が悪い市立病院で療養病床を持つことは難しいのでは。

といった意見がありました。

※昨年12月に示されている新病院のフロアーイメージを使い新病院の機能についても概要を説明しました。病院利用者の意見を聞くべきという意見もありました。(当然だと思います。)

皆さんのご意見を参考に、今後の、議員活動を続けていきたいと思います。

出席いただいた皆さん有難うございました。

コメント

報告会の資料PDFファイルを開いて読ませていただきました。
お陰様でいろいろ細かいところがわかりました。
ありがとうございます。

ふたつだけコメントします。

ひとつは病院事業に関する予算実績差異です。「この乖離の分析を行いさらなる経営改善に取り組まなければならない」と書いていますが、「改善プラン」に沿った予算組みをしてありもしない売上と、過小な費用見積もりの結果であることは5年間の予算を見れば一目瞭然です。本田さんは医事課長職だったからご存知のはず。
インチキをやめればいいだけですが、正直にやると病院改善プランが現実性のないインチキだということが明白になってしまい、建て替えが不可能になる。だから、関係者は皆承知で毎年辻褄合わせのインチキ予算作成をしていたのでしょう、せざるを得なかったというべきでしょうか。経営改善をほとんどしないのですから、「予算粉飾」しか手がなかった。同じやりかたで来年度予算作成が病院と市役所財務課で現在進行中でしょう。経営改善をしない限り、続けざるを得ない。

もうひとつの論点は療養病床が採算が合わないという指摘です。やってもやらなくても固定費は変わらないので、変わるのは変動費部分です。医者の給与とパートのヘルパーの給料ぐらいのものでしょう。これも専門家ならすぐにわかる議論です。固定費と変動費の区別がつく人がシミュレーションをすればすぐに納得がいきます。私のブログでも前に試算はしていますが、少なくとも2億円は病院赤字を減らせます。

物事はできない言い訳を百万回してもよくなりません。どうしたら改善できるのか、その点だけに焦点を絞って考え抜くべきです。どんなときでもかならす有効な手があります。みつけられないのは目や心が曇っているときだけ。心の澄み切った本田市議には見えるでしょう。医療のわかる市議はあなただけ、頑張ってください。

ebisu さん コメントありがとうございます。

改革プラン・予算と実績の乖離については、一般質問・決算委員会等で指摘してきました。
今年度の決算見込みでは、一般会計からの繰り入れが12億円台になりますので、改革プランと比べ5億円近く乖離しているわけですから、収益を多めに、費用を低めにという意図的な操作を感じざるを得ない結果です。私の報告会の参加者から「公立病院であり不採算部門も抱えているので赤字もやむを得ないが、限度がある。一般会計の繰出額の上限を明確にして、そこに向かう企業努力が必要である。」という意見もありました。
病院会計の場合、公営企業法に定められた繰出基準がありますので、その額が最低ラインであり、プラス根室の地域事情(医師招へい対策等)による補てんを限度として目標を定め、経営努力が必要です。
私が担当していた当時の目標は繰出金5億円以内。当時も新病院の建設を目指していましたので、建設費償還額の上乗せを含め繰出額7億円台が一般会計にとっても限度と判断していました。

療養病床の件は、現在の病院でも5F病棟を閉鎖する時点で、ebisu さんと同様の考え(固定費は変わらない中で収入増が図られる)で、療養病床化を検討しましたが、新たな病床区分を設ける際に必要な届出基準で患者数に応じた標準医師数の確保が困難であり、かつ、看護師不足もはじまっていましたので一般病床3病棟の看護体制充実を優先すべきとの判断から断念した経緯があります。
療養病床が0というのは、全国平均を上回るスピードで高齢化が進んでいる根室にとって切実な問題ですので、今年1月に発表された公立病院経営改善事例集(総務省)の中にも150床規模(内療養病床50)の病院で経営改善を行った事例などを参考に、どうすれば出来るのか考えていかなければならないと思っています。

いずれにしても、現時点で市から積み残し課題、特に、収支の問題、療養病床に対する保健・医療・福祉の連携に関する方針が示されていないことが問題です。

皆さんから頂いた貴重な意見を参考に3月議会(第1定例会)に向け準備を進めたたいと考えております。

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