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2009年11月10日 (火)

北海道市議会議長会道東支部(秋季)議員研修会に出席

11/9 北海道市議会議長会道東支部議員研修会(帯広市)に出席しました。

地産地消が研修会のテーマでしたので、非常に興味のある分野でもあり参加しました。

十勝は、この振興機構を中心に産業クラスター活動に熱心で、数年前にクラスター活動についてお話を聞いたことがあります。地産地消の考え方は当時からあったと思います。

講演の内容は下記メモのとおりですが、具体的な事例としてお話のあった、あんこづくりの最初の工程ででる渋きり水(煮汁)からポリフェノールを含む赤飯、アイスクリームの粉末造り、ブナ鮭を使った鮭節の話が印象に残りました。

未利用資源の活用、エコ・フード・バイオをテーマに圏域全体での取り組み。この様なアプローチは根室にはないですネ。また、クラスター活動で一番問題になるのが「学」ですが、根室には大学、研究機関もありませんので、この点を解決していかなければ、クラスター活動も難しいものがあると思います。

十勝圏の地域戦略、「単なる原材料供給基地からの脱却」、「豊かで安定した地域生活」、「消費者が求める食品の提供」、「働く意欲・喜び」、「地域のイメージアップ」→「地産地消」といった考え方も見習うべき点と思います。

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研修会終了後、施設見学で今年完成した帯広の森 屋内スピードスケート場を視察しました。

総工費60億円の施設です。月曜日の夜17:30過ぎですが300人以上の利用者がいました。地元ばかりではなく、関東の大学生の合宿にも利用されているそうです。天候に左右されませんのでトレーニングの場としても相当利用されるものと思います。ここで練習できる子供達と根室の子供達の環境を比べ、少しへこんだのは私だけでしょうか・・・

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凄いのひとことです・・・

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中地の多目的広場はテニスコート6面、フットサル3面として利用できます。

以下は私のメモです。


研修会のテーマ:地産地消と環境について

講師:財団法人 十勝圏振興機構 研究開発課長 大庭氏

十勝圏で取り組んでいる、地産地消による地域の立て直し、競争力を高めるための考え方についての話でした。
未利用資源の利用、高付加価値化を産学官の連携で進める。

高付加価値化
・健康栄養機能の差別化
・あじ・かおり・食感、食品のもつ本来機能の新規開発
・消費者ニーズ食品の開発研究
・食品自給率

具体的な商品開発の方向性
・末端加工食品の開発 (スーパー、CVS等店頭に並ぶもの)
・消費者が直接目にしない食品素材の開発(オリゴ糖、乳化剤、界面活性剤、ペプチド等加  工食品の付加価値向上に寄与するもの)

地域の素材を使ってどう売るか?地産地消的発想による研究開発を行っている。

末端商品の開発
 メリットは、差別化、安心・安全、地域活性化に役にたつこと。
 デメリットは、価格が高い、生産量が少ない、大手企業とスタートが違い売るための競争力が非常に厳しい。

食品素材の開発
 メリットは、大手加工食品会社に売る。
 デメリットは、地域での宣伝効果が小さい

事例
 鮭節が地域を活性化(ぶな鮭から鮭節を作る。四国の業者が十勝へ進出、鮭節だしの生産工場を建てる。)
 とうふくんととうふくんジャーキーの開発。(とうふ4丁を固める技術)
 十勝の食材を利用した酢の開発。
 でんぷん工業の廃液からとりだしたペプチドの利用
 あんこ屋さんの「あんこづくりの最初の工程ででる渋きり水(煮汁)からポリフェノールを含む 赤飯、アイスクリームの粉末を生産。

まとめ
・目の付けどころによってはいい商品ができる。
・バランスが大切(末端食品と素材開発)
・宣伝も大切である
・地域戦略で末端商品の開発
・ものを作る安全安心の確保が必要である。

「十勝よ アグリ+バイオで戦え!」

・産学官の連携が重要である。

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