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2010年3月12日 (金)

憂鬱な日々が続いている中で

「無医化危機 揺れる村 上小阿仁唯一の医師辞意」という読売新聞の記事を読んで

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20100310-OYT8T01075.htm

改めて、医師と地域とのデリケートな関係を考えさせられ、また、他人事ですまされない問題と感じております。

昨日の一般質問で、荒川名誉院長の退任や具体的には書けませんがこれまでお世話になった医師に対する市立病院の応対に対し思うところがあり、次の様な発言をしました。

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志をもってこの根室の地に赴任いただく先生方に対しては、赴任時はもとより、勤務されている間、更には、退任時、そして、この地を離れてからも、先生方のご尽力に対する、感謝の気持ちを忘れることなく、様々な気配り・心配りを続ける必要があると思います。
医師のネットワークの中では、良いことも、悪いことも、この街の対応が、直に、広まります。
退任後の細やかな心配りもしっかりとしていかなければ、医師招へい対策に少なからず影響があると思います。
窓口を担当される皆さんには、その様な気持ちでいていただきたいと思います。
医師が赴任されたときは、皆さんに紹介されますが、退任の際はどうでしょうか?
昨日、荒川名誉院長がこの地を去られましたが、どれだけの、市民にその情報が伝わったでしょうか?
この様なこともしっかりと考えてゆく必要があると感じております。

※長谷川市長の答弁は、「退任の周知を望まない医師も多いので...」

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赴任いただいた先生方の熱い思い、気持ちが折れてしまうようなことがあっては、取り返しがつきません。長谷川市長が重点事項とされている医師招へい活動だけでは安定的な医師派遣システムにはなり得ないと思います。

今こそ、我々市民一人ひとりが医療の問題をしっかり考えなければならない時です。

新病院建設という大きな目標達成は市民の総意の下に進められるべきです。

その過程は非常に大切で過去の様々な問題を正すタイミングでもあると思います。

が、今は、その様な流れにはなっていません。

療養病床や病床数、病院の経営状態、将来の収支見通しや一般会計繰出金、全てが、問題・課題山積のままです。その論議がまだされていない中で、これらのことに対し問題提起をすることは、後戻りの論議ではないと考えておりますが...

しっかりと議論し、私達、今の世代が、正しいベクトルを示すこと、そして、その実現に向かう努力を惜しまないことが、今、やらなければならないことと感じております。

コメント

病院建設に係る仕事で医師の信頼を得るためには、それぞれがきちんと仕事をすることですね。
何ごともごまかさず、正直に誠実に仕事をする。そうした仕事を通じて信頼関係が築かれるのだと思います。
市長は療養病床を含めてきちんと根室市の医療のビジョンを示して、正直に市民に説明する。
病院事務局はぎりぎりになって時間切れを待つかのように杜撰な資料をださない。
予算を30億円以内に収めるために、院内スタッフや医師と繰り返し建築仕様について話し合って、現実的な概略仕様書をまとめる。
病院建て替え後の経営計画についても、医師の減員可能性まで含めた正直なプランをまとめる。
時間がないなら間に合うように急いでやればいい。
建て替え特別委のメンバーは地域医療についてゼロからビジョンをまとめてみる。
そしてビジョンに基づく病院建て替えを提言する。
政策立案は市議の重要な職責だから、メンバー全員が誠実にその職責を全うするという謙虚な気持ちがあれば、医師との信頼関係も強固なものになるのではないだろうか。
市民整備委員会はメンバーを半分入れ替えた方がいい。
いまごろ12億円の赤字に驚くようでは議論の資格がないと私は思う。好い加減な議論では医師の信頼をなくしてしまう。
ゴマカシは信頼関係を根底から破壊してしまう。どうしたら根室の医療が崩壊せずにすむのか、謙虚に考えたいものです。
ふるさとが秋田の村のようなことにならないことを祈ります。

ebisu さん コメント有難うございます。

今日は、病院事業会計の予算審査特別委員会がありました。
私を含め、4名が質問に立ちました。
このチャンスを逃すと病院は建たないと思っていますので、今、寸暇を惜しんで取り組まなければならないところですが、どうも、市の進め方には、その熱意が感じられません...
自分達の病院です。今が一番大事なときですから、正直に、根室の医療のあるべき姿を考え、一番理想的な選択をすべきです。 


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