企業会計決算審査特別委員会の準備開始
来週10月28日(水)、29日(木)の二日間、4つの事業会計の決算審査特別委員会があります。
私も、今回、この特別委員会に出席しますので、先週末くらいから、事前に配布された各事業会計の決算書や決算資料を調べています。
資料を読むだけでは、解らない点も多いので、昨日、今日と市役所へ行き担当の方々から各事業会計の事業計画や収支状況などについてお話を聞かせていただきました。
頂いた資料をもとに更に点検作業を行い、来週の決算委員会に備えたいと思います。
決算審査特別委員会は、28日午前10時からです。
港湾整備事業会計、水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計の順に平成20年度の決算認定のための審査を行います。
両日とも傍聴できますので、時間のある方は是非お越しください。(会場は大会議室です。)
今朝(30日)の北海道新聞記事を読みました。
決算本会議ご苦労様でした。
あなたの質問で14億円の収入不足=病院事業赤字がはじめて明らかになりました。
市側は広報で黒字だと言い続けてきましたが、事実は予算で一般会計から6億円の繰入では足らずに、さらに5億円の(予算外)決算補填をすることで、赤字を黒字とごまかし続けてきました。
医事課長として組織の中にいたときには言えない事も、市議としてはその職責上指摘せざるをえない。
痛みに耐えて職責を担おうとする市議があらわれたことを根室市民の一人として嬉しく思います。
あなたのような市議が増えると好いですね。
ちょっとだけ期待しています。
投稿: ebisu | 2009年10月30日 (金) 11:59
ebisuさん コメント有難うございます。
私は、平成12年4月の医師派遣大学の切り替えから病院を担当し、平成14年度から7年間の計画で進めた「経営健全化計画」の取りまとめとその推進や前病院長と一緒に医師招へい対策にも携わりました。
「たら」、「れば」の話はいけないと思いますが、私が携わった「経営健全化計画」も新医師臨床研修制度の導入による地方病院からの医師の引き揚げの影響さえなければ実現できたものと今でも思っております。
平成17年度に18人にまでなった医師体制が18年度には12名になり、19年当初は3名しか残らないという異常事態でした。市立病院の場合医師1名で収益1億5千万円ほど影響がでますので、これだけ医師が減員すれば経営が成り立たなくなることは、容易に想像できるものと思いますが・・・
20年度は国がこうした地方の事態に対処する形で公立病院特例債の発行を認めてくれたわけです。
市立根室病院の場合、他の公立病院とは状況が違い、経営改革と病院新築が同時進行になるわけですから、今年、来年の病院経営が非常に重要になります。
この間の動きをしっかり市民皆さんに伝えることと皆さんの意見や思いを市に伝えて行ことが重要であり、私の役目と思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 本田 | 2009年11月 2日 (月) 19:08